B Corpは「B型」!?台湾のB Corpカフェで感じたこと。
こんにちは。株式会社Colereのコミュニティマネージャーnatsukiです。
ColereのB Corpチームメンバーとして、楽しくも厳しい認証取得への旅に参加しています。
出発式、鬼シート採点を経て、認証取得は簡単なことではないと身に染みて感じた私。B Corpをすでに取得している企業への尊敬は高まるばかりです(笑)。
「B Corporation」 = 「B型企業」
Colereと出会って「B Corp」を初めて知り、どんな企業があるのかと検索してみました。
現在台湾に住んでいる私が検索をかけると、まず上がってくるのは「B型企業」というサイト。
中国語(台湾は中国語です)では、「B Corp」は「B型企業」となるんですね!
血液型として見慣れている言葉が「企業」とくっつくと、なんだか不思議な印象です。
2021年現在、台湾のB型企業は28社程度。もちろん数だけでは測れませんが、日本よりもムーブメントが熱いのかもしれません。
グローバル展開をしているB Corpも台湾にたくさん進出しているので、台湾で「B型企業」の商品やサービスに出会うことは難しくなさそうです。
B型カフェに行ってみた
早速ある日の街歩きの途中に出会ったのは、B型企業の「成真咖啡 Come True Coffee」です。
台湾全土で15店舗前後あるこちらのカフェ。
以前、「パンケーキが美味しいんだよ〜」と友人に連れて行ってもらったことがあったのですが、その時はB Corpの存在すら知らなかったので全然そんな目で見ていなかったのでした(汗。
入り口上部の壁に「WATER TO AFRICA」とありますね!知ってから見ると気になります。
窓には、「一杯のコーヒーで世界をよいサイクルにすると約束します。」的なことが書いてあります。(これも以前は気がつかなかった)
コーヒー類、スフレパンケーキ、パスタなども食べられて、一人でも居心地の良いカフェです。
HPによると、Come True Coffeeは利益の50%をアフリカの浄水事業に寄付しているのだそうです。
2017年に一つめの井戸ができ、2020年時点では10個目の井戸ができたとのこと!
掲げた理念がすでに結実を始めていて、さらに継続しているのが素晴らしい...!
アフリカの井戸につながるカフェタイム
こちらのカフェの価格帯は決して安くなく、街中こじゃれカフェとしては平均値+α(完全に個人的な体感)といったところです。(でも混んでます。人気なんですねー)
けれど、Come True Coffeeでの私の小さな消費が世界をよくする循環につながると思うと、このお店でコーヒーを飲んで過ごす時間がより幸せなものに感じられる気がしました。
もちろんB Corpと知らなくても美味しく楽しめる場所ですが、知ったことで心持ちにプラスの変化がありました。
今まで何気なく繰り返してきた日常の消費。今回のように知っていくことでもっと”選ぶ消費”にできるのかなと気づいたことも、B Corpと出会って得た発見のひとつです。
知ることで世界を見るフィルターを増やせるB Corp。
ColereのB Corpへの旅でも、たくさんの出会いが待っていそうです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?