5歳の息子の学習習慣づくり手伝ってみたVol.3 目標は立てても忘れるものだ(5歳の息子に学ぶ)
小学生にあがる前に学習習慣をつくろうと取り組み始めて3日目
息子君に異変が、、、
前回の記事はこちら(200円で子どもの学習習慣をつくる)
1.3日目で急にやりたくなくなる
カレンダー&シール+報酬設計で勉強の習慣化を始めた息子君
最初の2日間は順調に勉強しては、シールを貼って満足している様子
よしよしと思っていたところ、3日目でプチ事件が起きていた
いつも通り、幼稚園から帰ってきておやつを食べる息子君
昨日まではその後に月刊ポピーをやっていたようだが、
この日は始める様子がなくて、妻も不思議に思って声をかけたよう
「今日はお勉強しないの?」と。
すると、息子君は、「ん~、動画見たい~」とぐずる。
昨日まではやる気満々で取り組んでいたのに急にどうしたのか、、、
2.目標は3日で忘れられていた
急変ぶりに不思議に思った妻は再度声をかけてみた
「シール10個集めて、50円もらうんやないと?」と。
すると、息子君。
目を丸くして「えっ!?」と言って首をかしげて、固まる。
「お父さんと約束したんでしょ?」
「そうやったっけ??」と再度首をかしげ、考え込む息子君。
しばらくして、「そうやった!忘れとった!!」と、
慌てて勉強道具を取りに行き、ポピーを始めた。
それを見た妻は爆笑。
夜仕事から帰ってきた僕に「あいつ忘れとったよ」と笑いながら教えてくれた。
なるほど、3日坊主とはこういうことか。
やる気云々の前に、立てた目標自体を忘れてしまうのか。
3.目的があっても忘れる
なぜ、忘れてしまったのか。
目的がなかったわけでもない。
息子君は、お小遣いをためてポケモンセンターに行って、ピカチュウのぬいぐるみを買うんだと明確な目的を持っていた。
それでも3日目にはすっぽり忘れてしまっていた。
幼稚園で楽しいことがあったのか、どうしても見たい動画があったのか
本人の頭の中が何でうめられていたのかは分からないが、
勉強してシールを貼って、お小遣いもらって、ポケモンセンターに行くという目的・目標はその瞬間消え去っていた。
「目標は紙に書いて、いつも目につくところに貼っておきなさい」
という事はよく言われることだし、ドラマやら漫画やらでもそういうシーンは多い。
机の上に「○○高校合格!」と書いてあったり、部室の壁に「全国大会出場!」と書いてあったり
あれは大事なんだなと。
忘れないために。
4.目的・目標を思い出すための工夫
5歳の息子君にとって、10日間というのはなかなか長い期間なのだろう
大きな目的、それに向けた中長期的な目標は
日々の忙しさや、その瞬間の興味関心に負けてしまう
5歳児ですらそうなのだから大人ではなおさら
だから、目的・目標を思い出すための工夫が必要
思い出すためのトリガーを設計し、組み込んでおく
息子君に対しては、2つのことをとりあえずやってみている
①カレンダーの置き場所を、彼の導線上に置く
②休日にシールの数を数えてあげる
カレンダーはソファのサイドテーブルに置いている。
ここは、家に帰ってきて、手を洗って、リビングに入るとき
彼の目線の高さで、正面に見える位置になる。
意識しなくても視界に入る場所にシールが貼ってあるカレンダーがある
土日は「よく一緒に勉強しよう」と言ってくるので、
勉強を見てあげる。
その時に、シールの枚数を数えて「○○枚になったね!」と前進していることを確認する。
そして、「これで何を買うの?」と聞いてみる。
そうやって、自分の目的に近づいている事を認識させることを週末に続けている。
メンターが大事だと言われるのは、薄れてしまいがちな目的や目標を思い出させてくれる存在だからなのだろう。
子どもにとってよきメンターになれるようパパ・ママも頑張るよ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?