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Co-LABO MAKERでの日々

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Co-LABO MAKERのメンバーが、日々学んだ事や働き方などを綴っています。Co-LABO MAKERは「研究版のAirbnb」のようなサービスで、やりたい実験があるけど研究…
運営しているクリエイター

#スタートアップ

世界中を一つの研究室に ~研究開発の民主化を目指して~

はじめにこんにちは。古谷です。 Co-LABO MAKER(コラボメーカー)という研究開発リソースのシェアリングサービスをしているスタートアップの代表をしています。 コラボメーカーは、一言でいうと「研究版のAirbnb」です。 やりたい実験があるけど研究設備やラボがない研究者と、研究設備はあるけど資金が必要な研究室や企業をつなげ、ラボや実験機器を必要な期間だけ使えるサービスを提供しています。 https://co-labo-maker.com/ しばらくnoteを書いてい

ノーベル医学賞「mRNAワクチン」、化学賞「量子ドット」の受賞で考えたこと

こんにちは。Co-LABO MAKERの古谷です。 おかげさまでCo-LABO MAKERも事業が拡大し、私自身も日々さまざまな情報に触れております。そこで、いま自分自身が考えていることを定期的に書いていければと思います。よろしければみなさまのご意見をお聞かせ願えると幸いです。 2023年のノーベル賞化学賞は「量子ドット」、医学賞は「mRNAワクチン」 2023年もノーベルウィークが終わりましたね。化学賞は「量子ドット」という極めて微細な結晶を発見し、ナノテクノロジーの

2022年の振り返りと2023年の抱負

はじめに2023年、始まりました。 昨年後半は集中してやり切らなければならないことが多く、それ以外のアウトプットは少なめでした。 今年に入ってからもまだその状況は続いていますが、1年の節目ということで、このタイミングで一度振り返りたく、筆を取りました。 裏側でもがいていた様子を少しでも感じていただければと思います! 2022年振り返り昨年は、振り返ると、大きな環境変化の中、仲間と共に、ジャンプアップのための試行錯誤と質の向上に取り組んだ一年でした。 2021年と比べて

Co-LABO MAKERのTシャツが出来ました!

こんにちは。株式会社Co-LABO MAKERのインターン生です! 当社のメンバーは日本全国から海外まで、完全フルリモート・フレックスタイム制で勤務しています。 みんなでオリジナルパーカーを着用したり、リモート忘年会をしたりと、それぞれ所は違えど、一体感溢れるチームです。 そして6月のある日。 COO『暑くなってきたからそろそろTシャツ欲しくない?』 CEO『作りましょう!』 当社COOは大変オシャレな方です。 あっさりオリジナルTシャツの制作が決定しました。 ベンチ

コラボメーカーの今とこれから ~資金調達を終えて~

こんにちは。Co-LABO MAKER(コラボメーカー)代表の古谷です。 約4ヶ月ぶりのnoteです。前回はこちら。 今回、1億円の資金調達を実施し、束の間ではありますがひと段落つきました。確定するまではしんどかった! この機会に改めて、最近の振り返りと今後の展開について今考えていることを書いてみたいと思います。 今回の資金調達についてこのタイミングでみなさんが気になるのは、多分資金調達の話かと思います。特に今回、少し珍しい資金調達の仕方をしているため、その背景について

就活と多様性

こんにちは。 私は仙台の理系大学院生です。 インターン先のボスから「note書いてみてよ」の一言。 普段物書きはしないので、何を書こうかとすごく悩みました。 ですが普通の「就活」とはかけ離れた、一風変わった経験をしたので、その経緯とか今漠然と考えることとか、自分語りをしてみようと思います。 就活が苦しかった。昨年八月。私と同学年の人は、入学式以来のスーツに身を包んでいました。 就活シーズンの到来です。夏季インターンの枠争いに、みんな奔走していました。 その時の私といえば、

2021年の振り返りと2022年の抱負

2022年、本当はもう少し早く振り返りと抱負を出したかったのですが、いきなり2本プレスリリースを出し、スタートダッシュから慌ただしく過ごしておりました。 プレスリリースはこちら↓ 改めて2021年の振り返りと2022年の抱負を書かせていただきます! 2021年振り返り 昨年は、いい意味で激動の1年でした。 毎月大きな変化があり、四半期毎に毎回違う課題感をもち、異なるステージにいる。そんな1年間でした。 振り返ると、1ヶ月前ですら昔のように感じます。 「実験しにいく」こ

研究者OS & 起業家OS 変えるのではなく、つくる

前回までのあらすじ前回は「元研究者が起業して壁にぶち当たり立ち止まるまで」を書きました。 出来過ぎな流れで大学発ベンチャーの研究員と博士学生を始めながら起業し、チームを作り、資金調達をし、サービスを作り、ピッチで多数入賞しつつローンチをしたものの、チームもサービスも歯車が狂った状態で暗礁に乗り上げ、満身創痍で掴んだ勝ち筋をいざ進めようとした際に自分の中での違和感が無視できなくなって立ち止まる。 という、なかなか重い内容を書いていました。そんな半端なところで止めつつしばらく

STUDIO 3.0 を検証してみました。すごく良かったです

数ヶ月前にSTUDIOを仕事で使えるか検証していましたが、ペライチの代わりに使うまでには至りませんでした。その後 3.0にアップデートされシンボル機能がリリースされました。この機能があればペライチの代わりとしてメリットが大きくなりそうに感じていたので、検証してみました。 合わせて、3.0のCMSとアニメーションについても触れています。 プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000025503.html 以

起業して、壁にぶつかり立ち止まるまで

前回までのあらすじ前回は「ずっと研究していたかった元研究者が起業するまで」を書きました。 リハビリとしてアイデア投稿を始めたら思いの外うまくいき、 ノリでどんどん進めたらあれよあれよという間にステップアップし、 自分の課題を解決できるサービス(現在取り組んでいる実験設備・ラボのシェアリングサービス「Co-LABO MAKER」)を考えてコンテストに出したら最優秀賞で100万円貰い、 検証の過程で可能性と使命感を感じていたので本格的に道を探し、 仙台で大学発ベンチャー社員兼社

Webデザインツール STUDIOをCo-LABO MAKERで使えるか検証してみました

Co-LABO MAKERで開発のお仕事をしています。 Co-LABO MAKER では、毎週社内勉強会を開催し、自ら学び成長する文化の形成を進めています。 この記事では、勉強会で調べた STUDIOについての検証結果を紹介します。 検証の目的・STUDIOでWebシステムのデザインを作成し、プロトタイプ、コンポーネントカタログとしての利用ができるか検証する ・LP作成ツールとして、ペライチの代替えになりえるかの検証もあわせて行う 検証した項目と結果サイト全体のデザ