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2022年の振り返りと2023年の抱負

はじめに

2023年、始まりました。
昨年後半は集中してやり切らなければならないことが多く、それ以外のアウトプットは少なめでした。
今年に入ってからもまだその状況は続いていますが、1年の節目ということで、このタイミングで一度振り返りたく、筆を取りました。
裏側でもがいていた様子を少しでも感じていただければと思います!

2022年振り返り

昨年は、振り返ると、大きな環境変化の中、仲間と共に、ジャンプアップのための試行錯誤と質の向上に取り組んだ一年でした。

2021年と比べて

一昨年、2021年は、売上が急激に伸び、合わせてメンバーの数も急激に伸びた飛躍の年であった一方で、外部も内部も急激に変化する中で、不安定な面も多くある一年でした。

売上面は、ウイルス関連のもののニーズが強く、急成長できましたが、新型コロナウイルスによる環境変化に大きく左右される状態でした。
組織面も、売上に合わせて急速に成長しましたが、まだ個々の習熟もチームとしての連携も足りていない状態で、組織に投資した分、財務面も厳しく、心臓に悪い状態でした。
対して2022年。2021年とはまた違ったかたちで激動の日々でした。

1-3月

とにかく資金調達が課題でした。

売上の上昇に伴い組織に投資したのはいいものの、まだ組織は未熟。
売上貢献まで時差のある中、資金調達が必要でした。
そこで資金調達に動きましたが、2022年頭はアメリカの利上げに始まり、ウクライナ戦争もあって、株式市場は大荒れ。時間も無い中、非常にプレッシャーのかかる苦しい日々が続きました。
幸い、2021年にジョインしたメンバーが戦力化してきたこともあって、事業も進めつつなんとか資金調達まで漕ぎ着けることができました。

4-6月

資金調達が無事完了!事業は変化への対応が課題でした。
3月までの奮闘の結果、4月に公庫の資本性ローン、みずほからの銀行借入、FUNDINNOでの株式投資型クラウドファンディング(SO)で約1億円の資金を確保しました。

苦しい中でもやりきれたのは、コラボメーカーのメンバー、お客様、株主の皆さま、応援していただく皆さまのおかげでした。自分だけでやっているのではなく、多くの方に支えられていることを実感。本当に感謝です。

これでひとまずは一安心…!となったものの、資金調達に集中していた分、おざなりになっていた諸々の整理をこのタイミングで実施しました。 4月からは、杉ノ内さんにCOOになってもらい、それまでの1トップ体制から2トップ体制に! これまでずっと役員はいない状態で進めていたため、大きな前進でした。

また、新型コロナ関連の変化に対する対応も必要でした。落ち着いてきたことは喜ばしいことでありつつも、移動が困難な分、ウイルス実験等移動が不要なカテゴリを伸ばしていたため、急激なニーズの変化へ対応するために、あらためて試行錯誤が必要になりました。

7-9月

どう継続的に伸ばして行き、新たな当たり前を作っていくか、試行錯誤を進めました。

社会情勢が大きく変化していく中で、新たな状況に対応しなければならない。 良くも悪くも様々な課題とチャンスがありました。 その中で、研究開発の当たり前を変える、より本質的な価値提供をしていく非連続な成長にチャレンジをしていこう、そう改めて意思決定しました。 そのために、企業・大学双方の情報収集と解像度上げと、新たな勝ち筋の仮説検証を進めました。

このタイミングで日本橋のライフサイエンスビルディング3に東京オフィスもかまえました。

先週木曜日(9/15)に、東京日本橋のオフィスがオープン。 記念イベントにも多くの人に来ていただきました! 改めて多くの方に応援されていることを実感し、一部コラボできそうだという話も出て、いい機会となりました。 星野さんに素敵な写真をたくさん撮っていただき、これも貴重な財産になりそう。 2022.9.15の新東京オフィスday1の写真。 いい節目になったので、これからさらに事業を加速させていきたいと思います!

Posted by Yuki Furuya on Monday, September 19, 2022


10-12月

今後の進め方の解像度を高め、大学にフォーカスを定めて一気に伸ばしにいきました。

どこにフォーカスしていけば、コラボメーカーの強みを最大限活かしながら、より良い研究開発エコシステムの構築に貢献していけるか? 複数の登り方がある中で、10月まではまだどう登っていくべきかが腹落ちしきれておらず、ああでもないこうでもないと、迷っていました

そんな中で経営合宿を行い、そこでようやく長期的にフォーカスすべきポイントが明確に。更に、本音で向き合って、踏み込み合える関係性を構築することができました。

ポイントが明確になり、シンプルになってしまえば、あとは突き抜けるまで徹底的に実行です。 進め方を大胆に変えたことで成長痛に苦しみつつも、顧客と触れ合う中で本当に喜んでいただけるサービスになっている事を感じ、大きな前進の手応えを感じています。
EYの地方創生アクセラでInnovation賞をいただけたのも、それがあってのことかと思います。


このようなかたちで、なんとか資金調達を実施したところから、環境変化への対応と本質的な成長のための試行錯誤を経て、チームも方針もより強固になった一年でした。

その他振り返り

また、本業以外のところでは、2021年に立ち上げに関わっていたJAAS学生研究コミュニティミツバチ、EOのNExT10等も大いに発展しました。

JAASはNPOとして本格的に活動を開始し、キックオフイベントは大きな盛り上がりを見せました。

ミツバチは、コミュニティの発展にとどまらず、新たな取り組みも多く開始し、大きく前進しました。2023年の更なる飛躍が楽しみです。

EOのNExT10は、売上が1億円を超えてEOに正式加入したこともあり、MIB(Miyagi Innovation Base)の責任者として取り組みました。恩送りをしながら同時に多くのケースに自分ごとで関わる事で、疑似シリアルアントレプレナーとも言えるような大きな学びを得ることができました。

2023年の抱負

2023年は、研究開発の当たり前を変える、大きなムーブメントを起こす年にします。

2022年の1年間で、継続的な成長のための土台はかなり整ってきました。
コラボメーカーを学科内全ての先生に利用してもらうべきだ!と猛プッシュしてくれる先生が出てきています。
半分近くが2回以上利用してくれていて、10回以上使ってくれているヘビーユーザーもいて、非常にいい体験を提供できてきていると実感しています。

しかし、全体から見ると本当にごく一部でしかありませんし、サービスもまだまだ発展途上です。
これからの数年で大きく業界を、研究開発エコシステムを変えていくサービス・会社に成長していくには、まだまだギャップが大きく、焦りを感じています…!

もっと大胆に動き、大きな変化を起こしていくためには、80点を取れるチームではなく、120点を取って非連続に突き抜けていけるチームに変化していかなければなりません業界を、国を、社会を巻き込んで、大きな変革を起こしていかなければなりません。

120点を取るには、自分は力を発揮できるところに集中し、それ以外はもっと優秀なメンバー・連携先にどんどん任せられるようにしていかなければなりません。

変革を共に起こしていける仲間を探しています!
どんどん仲間&連携を増やしていきたいと思っておりますので、気になる方はぜひお気軽に連絡ください!

僕自身は、基本真面目でありつつも、楽しんでいる時の方が圧倒的にパフォーマンスが高いので、するべきことに囚われすぎず、楽しんでいこうと思います!

皆さまにとってもいい一年になりますように。
今年もよろしくお願いいたします!

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