明かりはキャンプの醍醐味|〜ガソリン・パラフィンオイル・電池・自由な件〜
これは、アウトドアブランド「Col to Col(コル・トゥ・コル)」が立ち上がるまでの経緯と、中の人が何を考えているのかを、三人のメンバー(タッカ・エンゾー・ドフィ)が代わる代わる綴っていく「問わず語り」です。
【タッカの回:006】
春爛漫、桜が咲いてぼちぼちキャンプしやすい季節になってきました
先日、運営開始した千葉のキャンプ場はまだまだ朝晩冷え込みが激しく、霜が降り、夜は息が白かったです
寒くてもキャンプをする!
むしろ、その寒さこそ自然の醍醐味だ!と厳しい環境でも嬉々として野外活動するタッカです
最近では「寒さ対策」という特集でキャンプ雑誌にはいろんな技・スキルが載ってます
薪ストーブinテント、灯油ストーブ、AC電源サイトなら電気毛布、コタツなどなどこの対策に頭を悩ませることがキャンプの楽しみの一つ
YouTubeでは、本当にさまざまなアイデアが配信されてますよね
達人キャンパーが多い世の中、学ぶことがたくさんあります
さて、今回は「明かり」の話
日常生活、電力会社のおかげで煌々とともる明かりで不自由なく生活しています
だからこそ「野」に出たときの「明かり」って特別な存在じゃないですか?
普段、当たり前に使える明かりが、人里離れたアウトドア・自然に出ると…無い
真っ暗
キャンプをしていて非日常のツールでもあるライトは重要なギアの一つです
人は、暗闇では恐怖を感じ、明かりがあることで安心感が得られます
温もりを感じます
登山中、山行が遅れて日が陰ってきた夕刻、山小屋の明かりが遠くに見えただけでも安堵感が半端じゃないです
みなさん、キャンパーはどんな明かりを使用しています?
LEDライトで手元・脚元バッチリ?
ガスランタンのシュ〜っという音に癒されながらお酒飲んでます?
ガソリンランタンで多めの光量に安心感をえながらファミリーキャンプ?
オイルランタンの柔らかい明かりで雰囲気バッチリ?
蝋燭ランタンであえてのシックなキャンプサイト?
少しイメージしただけでも、様々なシチュエーションがありますよね
これだけでもその人のキャンプスタイルが表れます
私は、ファミリーキャンプの際は主にガソリンランタンで光量重視
料理するときは手元の調理具合(火加減・焼き加減)を確認するためにLEDライト
就寝前は気持ちもリラックスさせるため柔らかい明かりのオイルランタン
この3つの使い分けです
テント内は就寝前、短時間なのでオイルランタンかな
トイレは子供を連れて行くときは道が暗いのでLEDライト
勿論、明かりに正解はないです
ソロとファミキャン全然違いますね
道具も進化し、本当に便利で優れたアイテムが多々あります
そのチョイスする楽しみを共有したいな〜
そして、明かりの「置き場」
ここも重要なファクター
明るい光源を目の高さに置くと眩しくて邪魔
料理を食べる食卓は明るくしたいけど近いと邪魔
焚き火の近くで雰囲気出したくて置くと、熱が心配で怖い
スタンドに吊るしたはいいが居住スペースと離れすぎて暗すぎ
タープの下でガソリンランタン、天井焼けない?
キャンプにおいて、この明かりとの距離感こそ大事
ここまで、答えのない四方山話を書いてきましたが…
ただ、一つ言えることは深夜の「月明かり・星明かり」には何も勝てないということ
晴れた日の、深夜…テントから出て満点の星空見上げたことあります?
絶句しますよ
ライトがなくても明るく道を照らし
目が慣れればしっかりと物を確認できます
自然ってすごいですね
便利な道具だからこそ、その距離感、使い方を考えて愛用のギアに組み込みたい物です
ここまで、やいのやいのと書きましたが、今の目標は
「松明」だけでキャンプをしてみたい。
……いつか実行してみよう