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伊世いちごさん|削りいちご氷

一昨年の12月
隣町の農産物直売所に出掛けた時の事。


「農薬不使用あまおう」
と書いてある苺に出逢いました。
それが 伊世いちご畑 さんとの出会いです。


値段も他の苺と変わらず、

伊世いちご畑の直売所もされているとの事なので
すぐに直売所に行きました。

初めて会う私に、伊世さんはいちご畑の
栽培方法、環境づくり、土づくり、生態系づくりについてお話しをしてくれました。

伊世いちごの畑では

害虫は常に苺と一緒に住んでいて、ただ、農薬で全滅させてしてしまうのではなく、天敵昆虫によって捕食関係のバランスを保ち、害虫がそれ以上増えない状態を作り、この土地に住んでいる土着天敵・土着菌たちの協力は得て栽培され、昆虫を捕食するカエルも沢山住んでいてる環境を守り自然の営みの中で、農業を行う姿に感銘を受けました。

伊世さんのいちごを食べた時
完熟の甘さと香り溢れる果汁、
ヘタと種の力強さを感じ
驚きました。

伊世いちごさんは有機栽培を続ける中で
昨年、国の有機JAS認定の資格をとられ
有機JASマークが表記されています

有機JASの取得はとても厳しい基準
取得されても更新される厳しい検査

土を豊かにし
環境を守り
農業を営む

伊世いちご畑さんに出逢い
食について消費者として改めて深く考えました。

手間暇かけられた作物が少しの
形の悪さ、傷で規格外になってしまい
振り分けられる現状。

オーガニックとはただ単に有機栽培を意味するだけではなく、そこに関わる全ての人、地球の生態系を考慮する仕組みで、
私達が取り入れる植物や動物が健康でなければ私達は健康ではいられません。
土や空気など地球環境が健康でなければ
植物や微生物を含む動物は健康でいられません。


便利に生産性を上げてきたシワ寄せを次世代に渡さない為に出来ることは知識と責任を持って選択する事。


7月4日に開催致します
夏のこきゅうにて
選んだおやつは

削り苺🍓です

氷のかき氷ではなく、
伊世いちごさんの苺で
今季の規格外の有機苺を少し手間をかけて冷凍保存したものを使用してお届け致します。

身体を冷やしすぎないよう
自家製のミント水ゼリーと共に。


記:宮﨑瑠美


古休堂Instagram

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