ネットショップで32万売り上げた話
昨年、会社に入ってすぐ「仮想のネットショップを社内サーバーで運営する」という研修を受けた結果、新卒の中で売り上げが1位の32万円だった。
少しツイッターに書いたところ話を聞きたいと言われたので、なぜそうなれたかを簡単にまとめてみる。
画像や売り上げのCSV等、一切データが残ってないので記憶を頼りに。
===研修の大体のルール===
・新卒3人は1人1店舗、ec-cubeを使って仮想のネットショップを社内サーバーで運営する。
・購買は「購入」ボタンをポチした時点で成立する(実際のお金が入る訳ではない。)ec-cube管理画面の売り上げの欄にたまっている数字を「売上」としてカウントする。
・社員は役職によって持ち金が決まっている。一番低いクラスで3万、中間で5万、高位の方で8万、社長と副社長が10万だった気がする。
・商材、価格設定は自由に決められる。以下に従うこと。
-必ず仕入れが必要で、形があるモノであること。(実際にお金が支払われるわけではないので、仕入れも「仕入れた体」で良い。また在庫は無限にあり、欠品したりはしない。)
-商品の価格は原価+利益で決めること。原価はネットで相場をリサーチして自分で決定し、研修担当者に報告の上で設定すること。
・セールは自由に行って良い。
・ec-cubeのデザインのカスタマイズも自由に行って良い。
===ルール説明終わり===
以下、この条件下で売上32万を立てるためにしたこと。そんなに特別なことはしていない。
【商材】
・買ってウキッとするもの
・たくさん欲しくなるもの
・リアルでなかなか手が出しづらいもの
・すぐなくなって、また欲しいと思うもの
・人にあげたくなるもの
上の条件から高級洋菓子に設定。
店の名前は「パティスリーこころ」。
【主力商品の設定】
菓子の中から主力商品として、「こころマカロン」を設定。理由は圧倒的原価率。
トップページのもっともみやすい場所に特大バナーを設置。
【飲み物とのセット売り】
お菓子屋さんだが甘いものが苦手な人に売れないと困るので、コーヒーをはじめとする飲み物の販売も行った。
(コーヒーの原価率もまた、売り手フレンドリー)
楽天で憧れのお店「澤井珈琲」のページは特に参考にした。
買い回りが好きな方と、時短でお買い物したい方の両方に対応できるように、単品の販売と別におすすめセットも作って販売。
【メールの文面にこだわる】
購入ボタンを押した後の自動配信メールの文面をとても丁寧で、かつ親しみがもてるものにした。
たまにくるお問い合わせメールも、丁寧な文面にこだわった。丁寧と言っても、最初と終わりをテンプレ化し、回答だけカスタマイズする形で対応したので、1通1通に時間はかからなかった。
【メルマガの配信】
社内のメルマガ配信システムを利用し、週に1回、「from パティスリーこころ」というHTML形式のメルマガを配信。
カラフルなデザインで、新商品の紹介、店長からの一言、セール情報などを配信した。
タグを使い、文中の自由な箇所に必ず受信者の名前が入るように設定。
メルマガに対しての好意的な返信が多かったのが嬉しかった。
こんなところだろうか。
他にも
・新商品を定期的に追加し、再来率を高める+サイトの回遊率を高める
・会社のロゴ入りの限定マカロンをフォトショップで開発→よく売れた
・マカロン、アップルパイ等の特に売りたい商品は楽天のお取り寄せスイーツ各種を参考にランディングページを作成(楽天大好きなんです)
・よく買ってくださるお客様向けのシークレットメールの配信
といったことをしていた。
サイトのデザインはほとんどいじらず、シンプルなままで、商品の企画力、フォトショップでの大量の画像制作(バナー、ランディングページ用画像、メルマガ用商品画像など)と、メールで勝負していた。
それを繰り返しやっていたら1か月で売上が32万に到達していた、という話。(売り上げた体なので、実際に私の懐に入ったわけではない。入ってほしい...!笑)
「わたしもネットショップで売上立てられるんだ!」って思えたのが、かなり自信になった。
この研修でWebマーケティングに興味がわき、色々調べて知識がつけられたのが、現在のお仕事にもつながっているように思う。
そんな感じです(^^♪
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