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みんなちがって、みんなよくない問題

こんにちは。コキフです。
先日、Facebookでライブをしまして。
そのときに、
「みんなちがって、みんないいって口では言ってるけど、実は大半の人がそう思えていないよね」という話をしました。

かの、金子みすゞさんの詩の引用です。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」より

様々な価値観がひしめく学校(特に公立学校)は、
これを体現するべく日々の生活をしているのですが、
往々にして教師も、子どもも、保護者も、そう思えていないように見える。

だから、私は、それをもっと理解する必要がある、と言いたかったのです。
ちなみに、ここで私が問題視しているのは、意見や価値観のすり合わせが必要な場面において、ということを注釈としておきますね。意思統一が必要だったりだったり、グループ活動の場だったり、ということです。

ところがっ!!

昨日、うちの夫にその話をしたところ。
私「世の中みんな違ってみんな良くないと思ってるからうまくいかない。」
夫「いや、思ってないわけじゃなくて、それは感情論なのでは?」

感情論?

夫「だって、理解してない人なんていないでしょ。でも、自分と違う考えの人がいることが許せないーって思うから、反発するのでは。だから、それって感情コントロールの話だと思うけど。」

…そうだったのか!
まぁ、よく考えたらそうだよね…。国語でも習うし。
そんなことが教えられないほど、学校教育は破綻していない。

「良くない」と思ってるのではなくて、「良いことはわかっているけど受け入れられない」だったのか…。

という、新たな気付きがあったのです。
だから、自分と違う考えの人を攻撃している人は、
自分の考えに合わせてほしい人、とも言えるかも。

じゃあ、どうすればいいのか。
なぜ、相手に合わせてほしいのか、自分の思いや考えを見直した方がいい。
譲れないポイントがわかると思います。
それは相手も同じはず。相手の意図と譲れないポイントを探す。
そしてすり合わせる。

譲歩、って負けることではないと思う。
譲れるって素敵なことだ。
でも、自分を殺してまで譲る必要はない。
だから、私たちはコミュニケーションをとるんじゃないのかな。

そんなことを考えた、夫との会話でした。



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