ジウス
昔からずっと思ってて、ここに書くのが惜しいような気もする発明…の原案。
比重の重い調味料。
…の前に前フリをしようか。
さっきおにぎりを食った。
おにぎりは具無しの場合、表面だけに塩がついている。
噛んでいて丁度いい塩加減になるように塩加減をすると、表面はしょっぱ過ぎるぐらいで丁度いい。
弁当にする際の保存性と、全体の塩分量を両立出来てる。
あとあれ、焼き鳥や焼き魚なんかの美味さの一つはダイレクトに感じる塩そのものの味というのがあると思う。
煮込み料理の「最後に塩を一つまみ」というのもこの法則なんだろうか。
あ、そうそう。味がちゃんとついてる唐揚げに塩をつけて食うパターンはこの法則だな。
というわけで、塩分が多すぎるだとか糖分が多すぎるだとか言うけど、舌に近いところだけにしっかり味がついていればそれでいいわけだ。(下味の話はまた別の話として、それでは気に入らないという人は今から散歩に出かける事とする)
さて、糖分多すぎ問題で今ではとんと見かけなくなった角砂糖を並べて脅迫を繰り返されがちな代表的なジャンルといえばジュース類である。
ここで冒頭の話に繋がる。
舌に近いところだけにしっかり味をつければよいではないか。
例えば比重の重い甘味料を使って、常にそれが沈殿するようにしたら舌に触れずに喉に流れ込むだけの液体上部は甘くなくても一向に構わんという事になる。
とまあ、現実的には既にそういう意味で砂糖じゃない甘味料を使っちゃってるんだからもうそれでいいよねって事になってるんだろうな。無駄化学力。
じゃあどうやって儲ければいいんだ!
味フィルムというのはどうだ。
舌に貼り付けてから水を飲むとジュースを飲んでるように感じる。
これを一枚20円で駄菓子屋で販売すれば、鳥人間コンテストぐらいの率で飛ぶように売れて、売れれば売れるほど赤字になったりしないか?
赤字やん!
赤ちゃんやん!
比重の重い赤子と言えばこなきじじいであるが(続く)
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