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ピアスは開けた、一級を取った
パリ五輪のブレイキン選手が、それはもうかっこよくて憧れて、秋にピアスを開けた。先日ファーストピアスからセカンドピアスに無事切り替えて、今自分の耳元には赤いスワロフスキーがちょんと乗っている。鏡を見る度にニヤッっとしてしまう。
勘違いから始まり、縁あって古民家鑑定士の検定試験を受けた。結果は、一級合格!ずっしりボリュームのある教本が届いたときはどうしよう…と思ったけれど。住宅の部位の解説を読む毎に、街中の住宅の見えていなかった特徴が、景色に浮き出てきたのが面白かった。
ラジオを聴く生活に、何となく憧れていた。『魔女の宅急便』のキキが、箒に掛けたり原っぱで耳元に置いたりしている、あのイメージ。ひとり暮らしを始めた際に、必要な家具を差し置いて真っ先にラジオを買った。ご丁寧に、キキと同じく、引っ掛けられるベルト付きのものを。遊びにきた友人には「へえ、レトロだね」と言われて心外だったけど。
人気ポッドキャスト番組の「ゆる言語学ラジオ」は、スピーカーの二人が「こういうテーマでお便り集めたら面白いんじゃない?」というアイディアをぽんぽん出していくので、お便りフォームがいくつもある。たまに、「あ!あのフォーム、集めるだけ集めておいて全然触れてなかった!」というウッカリをしているけれど、それも愛嬌。
そんな二人を見て、学んだこと。アイディアって、出し惜しみしなくてもいいんだ。回収しなきゃって思わなくても、綺麗な形に整形してから出さなくても、いいんだな。私はクリエイターではないけれど、こうして文を書くときや、仕事で意見を言うときなんかに、そういう「悩むより出してみようマインド」で気楽にいくようになった。
この記事は、そんなマインドで過去に色々蒔き散らかした話の種を、ちょっと回収したというお話でした。