ラジオ体操をドイツでやってみたら。#8
こんにちは。岡田真奈です。2023年度日独勤労青年交流事業の参加者で、このプログラムの良さを知ってもらえるように体験をシェアしています。
今回はドイツと『ラジオ体操』のお話。
ラジオ体操は私にとって思い出深い”運動”の一つです。学生の時には実技試験はもちろん、ペーパー試験でも出題された記憶があります。並べ替え問題でミスをして「脳内再生したのに〜」と悔しい思いもしました。運動会の準備運動でも必ずやりましたね。
まさか異国の地でやることになるとは夢にも思いませんでしたが、学生時代のまじめな学習は裏切りません。あの軽快なリズムとともに、自然と身体は動き出します。日本国民にとって馴染みの深いラジオ体操をドイツの仲間に紹介してきましたよ。
今回は短くサクッと。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
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日本の朝を一緒に。
午前9:00、晴天で少し肌寒いくらい。広い野原に日本人9名、ドイツ人14名が集まりました。
「はーい。当たり前でしょ。日本人は前にならんで~」と一声。
見本になるべく、しぶしぶ前にならびました。まるで体育の授業が始まるよう。屈伸をしはじめ、何気にやる気満々な私たちでした。
音楽が流れると、リズムに合わせて小さくうなずく首。ピシッと上がる両手。義務教育を受けた甲斐あって、全員キビキビとした動きでした。そんな日本人メンバーを見て驚いた表情を見せるのが、ドイツ団のみんなです。
彼らに構わず、四肢をしっかりと動かして運動する姿は奇妙な光景に映ったのでしょう。笑いが起きました。
そりゃ面白いですよね。全員揃って軍隊のように動き始めたんですから。みんな終始ニヤニヤしながら体操をし、すごく楽しい思い出になりました。これも異文化交流の一つですね。
指導員の資格があるって知ってた?
ここからは余談。
みなさんは、ラジオ体操に指導員の認定資格があるって知っていましたか?一緒にドイツに行った日本人メンバーの中に、なんと2名も「1級ラジオ体操指導士」の資格を持つ方がいました。驚きです。
どうやら調べてみると、全国ラジオ体操連盟というNPO法人があり、資格認定試験を実施しているんだそう。1~3級まであり、かなり本格的です。興味がある方はぜひチャレンジしてみては?
次回の更新について
最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも興味を持ってもらえたことが嬉しいです。
私が勤めている会社では社員の健康のため、15時にラジオ体操やストレッチをしています。デスクワークの私たちには欠かせない習慣になっていて、リフレッシュになって気持ちがいいのでとてもおすすめです。
次回はドイツの美味しいスイーツをご紹介。11月5日(日)更新予定です。また来ていただける場所になりますように。応援よろしくお願いします!
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