【敵情視察】交流戦前にパ・リーグの現状を探ってみよう①〜昨季の振り返り&セとの違いを考える〜
おはようございます、たねです😄
いよいよ5/24から『日本生命 セ・パ交流戦 2022』がスタートします‼️
昨季はセ・リーグが49勝47敗11分で12年ぶりの勝ち越し。個人的には2018年のヤクルト交流戦制覇以来の歴史的事件でした(笑)
昨季の交流戦順位表を確認してみましょう⬇️
我らがスワローズは10勝8敗と勝ち越して全体の5位でフィニッシュ。この結果により、交流戦前の時点で3.5ゲーム差あった巨人に並び、リーグ順位は2位タイに浮上⤴︎
選手に注目すると、高橋奎二が交流戦終盤から1軍合流。ソフトバンク相手に初勝利をあげ、覚醒の片鱗を見せたんだよね♪高梨や原もイイ形で一軍に上がってきてくれて、いつの間にか先発が揃ってた(笑)雨の神宮、カツオさんのコールド勝ちも昨日のことのように思い出せる。ムネと山田もホームラン量産体制に入ったよね!
他球団を見ると、オリックスがこの優勝から一気に加速し、パ・リーグ王者へ駆け上がった感じですね。交流戦絶対王者のソフトバンクは11位と大誤算で失速💦カープはこの時期567ショックで主力不在となり、パ相手に膨大な借金を抱えたことが後々まで響き、最終的にリーグ内では勝ち越すも4位と不本意な成績に…。
そういえば、藤川球児氏のYouTubeチャンネルの交流戦予想が当たりまくってると話題にもなった‼️
今年はどんな予想をしてくれるかな?😆
毎年明暗分かれる交流戦。今年もどんなドラマが生まれるのか、怖くもあり楽しみでもあります。
ちなみに最初の対戦カードはこのようになってます⬇️
スワローズは日ハムとの3連戦でスタート!今季ここまで鬼門のホームゲーム。狭い神宮に、現在チーム本塁打数リーグトップの日ハムを迎える不安たるや😅
でもBIG BOSSがどんな起用してくるかはもちろん、ムネ&清宮くんの同級生対決、吉田輝&石山の"金足"同門対決とかさ、楽しみなことは多いんですよ。個人的に大好きな今川選手も(出来ればホームランは避けてもらって)どんなプレー見せてくれるかワクワクしてます😄
昨季の振り返りはこの辺にして、まずはパ・リーグの現状を確認してみましょう!
スタートダッシュに成功した楽天&ソフトバンクが上位キープ。貯金を作れているのはこの2チームだけで、3位以下は借金生活と、現状では2強4弱の様相。
離脱者続出で西武&オリックスは自転車操業。ロッテは助っ人不発で貧打に喘ぎ、日ハムは未だ手探り感が否めず、個人の調子に左右されがち。
主要な投手成績と打撃成績はこちら⬇️
改めてまとめてみると、投打の噛み合ったチームが上位に付けているのがよくわかる。
楽天は投打共に高水準で安定。ソフトバンクは怪我人を多く出しながらも、打撃成績は軒並み好調。西武も怪我人を多く抱え、チーム全体として貧打ではあるものの、投手の踏ん張りや山川の爆発力でカバー出来ている。
昨季王者オリックスと2位ロッテは、極端な貧打で低空飛行。先発陣が素晴らしい内容も、無援護で見殺しにされ続けた結果、流石に疲労の色が…。日ハムは予想以上に打撃好調も、投手陣が思いのほか苦しみ、最下位に沈んでいる。
ここからはちょっと私見を。
普段じっくりパの試合を見ているわけではないので、あくまで超個人的な感想だということだけ、先にお断りしておきます🙇♀️
今季のパ・リーグは、セと比べて"投高打低"が顕著。
ロッテ佐々木の完全試合、SB東浜のノーヒットノーラン達成に象徴されるように、投手力が確実に上がっている一方で攻撃陣はというと、セに比べてとにかく長打が出にくく得点が伸び悩んでいる印象を受ける。
エースクラスが山本・千賀・田中将・佐々木など、直球も変化球もエグい化け物揃いだから、仕方ないよね😅
それにDH制も大きく関わっていると思うんです。攻撃の枚数が1枚増えるメリットはあるけど、裏を返せば良いピッチャーが代打出されるリスクなく、投げ続けられるってことでもあるから。
結局のところ、投手のスピードやスキルの向上が凄すぎて、打者が対応しきれない感じなのかな?と。
一方セ・リーグは、若手の日本人スラッガーが次々と才能開花。今季は岡本・村上・佐藤輝・牧らが4番としてしのぎを削りあっている。彼らをいかにして抑えるか、各チームが投手力強化はもちろん、バッテリーとして、配球を駆使して攻略するような傾向が見て取れる。
両リーグとも投打にバランスの良いチームが上位に来ている現状は同じだけど
パ・リーグ=力と力のぶつかり合い
セ・リーグ=技と技による交わし合い
みたいなイメージは既に過去のものなんだなぁと思わされてます。
野球自体が数年前と変わってきていること、567による影響、両リーグの特色に起因するドラフト戦略と育成メソッドの違いなど、様々な要因があるとは思いますが…。
パのご贔屓の方のご意見はいかがでしょう?
是非聞いてみたいです。
さて、次回はセ・リーグ各チームにとって、交流戦を戦う上でカギとなる"指名打者"について、パ・リーグの現状を確認しながら、勝手な自己分析などしてみようかと思います。
それでは、また👋