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DH無しでどうなる?日本シリーズ第3戦〜第5戦を考える

こんにちは、たねです😉

1勝1敗のタイで迎える日本シリーズ第3戦!
ここからはヤクルトのホームゲーム。東京ドームをお借りしての3連戦。

1番の違いはDH制の有無。
この第3-5戦は指名打者無し、投手も打席に入るというセ・リーグの規定に則り試合が行われる。

当然、DH制のもとでレギュラーシーズンを戦っているオリックスは勝手が違う。単にピッチャーが9番に入るだけとはいかない。ピッチャーがバント等で打者として戦力になれるか、継投のタイミングや代打の使い方、打順の入れ替えなどベンチワーク細やかな作戦がモノを言う。

今日はヤクルトのホームゲーム3試合について、注目したいポイントをまとめてみる。

✅中嶋監督の采配について

まずDH制なしで戦うことへの影響について。
中嶋監督はパ・リーグでの指導者経験しかないため、多少の不慣れさはあるだろうが、交流戦も戦っているし、水本ヘッドは長年カープで2軍監督をしていたから、特に問題ないだろうと思う。

ここからは緊迫した投手戦というよりは、もっと点が動く展開が予想される。この2戦は両軍ともに先発が良すぎただけに、中々動きづらいという面もあった。むしろここからが本当の采配勝負となりそう。中嶋監督がどう選手を動かしていくのか腕の見せどころ💪本当に楽しみだ❗️

ちなみに、今季交流戦におけるセ・リーグ主催ゲームでのオリックスの勝敗は5勝4敗。1つ貯金を作っており、采配面での懸念は無いように思う。

✅吉田正尚の起用法

心配事があるとすれば吉田正尚についてだ。
未だ調子が上がらないとは言え、攻撃枚数が1つ減るセのホームゲームで、吉田をスタメンから外すことは考えにくい。しかしCSファイナルからの5試合全て指名打者での起用が続いている。

練習はしているようだが、故障明けであることを考えると、フルイニング守備に就けるのかどうかは未知数。もし3打席程度で交代ということになれば、誰が代わりに3番に入るのか?勝敗を大きく左右するポイントになりそう。


吉田に代わりレフトに入ったラベロは、正直戦力になっているとは言い難い。試合終盤守備固めで入る小田にしても、ファイナル最終戦では見事なバスターでチームを日本シリーズへと導いたが、シーズン打率は1割未満。吉田の代役としては不安だ。

一塁スタメンがモヤならば、途中からT-岡田を吉田と入れ替えるというのが一番現実的だろうか?こちらの心配は杞憂で、吉田がフルイニング守備につける状態かもしれないけどね。

福田にしろ宗にしろ、登録のポジションとは違う守備位置でフレキシブルに起用している中嶋監督のことだ。その辺りは上手くやりくりして来そうな気はしている。

✅山田哲人の復調はあるか?

ヤクルトにも懸念材料がある。
一番は山田哲人の不調だ。
このシリーズは8打数1安打5三振。超エース級2人との対戦だったから、打率が上がらないのは仕方ないとしても、内容が悪すぎる。スイングにいつものスピードはなく、全くタイミングが取れていない。四球を選ぶということも中々出来ない深刻な状態。

とにかく寒さに弱いてっぱちくん😅
春先と秋はいつも打率が低下⤵️
それが原因か?(笑)
守備では良いところを見せてくれているので、ホームに帰ってきて打撃も復調してくれることを願うばかり🙏山田の復調なくして日本一は無い!頼むぜキャップ‼️

一方でここまでノーヒットのサンタナ。打席での内容は山田ほど深刻では無いように見える。狙い球を絞って何とか粘る打席も多かったし、四球も選べている。単に山本・宮城が良すぎたという印象。当たりが止まっているからといって、相手バッテリーも無警戒とはいかない怖さがサンタナにはある。

今季19本のホームランのうち4本を打っている大好きな東京ドームで、冬の花火大会見せてくれるかな?交流戦では田嶋からも1本打ってるしね♪


✅崩れた勝利の方程式

オリックスは、第1戦でセットアッパーのヒギンスが、ファイナルに続いて大事な場面で被弾。代わりに送り込んだバルガスも2戦目早々に失点し、継投には不安を残す。吉田凌比嘉は良いピッチングを見せており、期待できそう。ヒギンスを1戦で諦めたところを見ても、中嶋監督なら勝ちパに拘らず、状態を見極め流動的に動く可能性が高い。

一方のヤクルトも、セットアッパー清水が無失点に抑えるも不安定。マクガフはセーブ失敗とこれまた心配な状況。さらにこの2人以外の中継ぎを使えていないことも、不安要素ではある。

ヤクルトのホームゲームとは言え、舞台は本拠地・神宮ではなく東京ドーム。特に今野マクガフ東京ドームを苦手にしている印象もある。高津監督は本人のためにならないと判断しない限り、基本的には勝ちパを崩すことはしない。クローザー出身だからこそ、方程式の大事さを理解しているし、選手のプライドを大事にする。失敗しても責めることはないが、代わりに結果で信頼を取り戻すことを求めて来た。

しかし今は短期決戦。昨日のインタビューでも語った通り、初戦の負け方は気になっている様子。このまま奮起を促すのか?思い切って変えてくるのか?その采配に注目したいところ。

✅どうなる?先発ローテ

3戦目以降の先発として考えられるピッチャーを挙げていくと、

【ヤクルト】
小川泰弘・石川雅規・高梨裕稔・原樹理・(金久保優斗)
【オリックス】
田嶋大樹・山崎福也・山崎颯一郎・増井浩俊・(山岡泰輔)

こんな感じだろうか?

恐らく第3戦は、小川🆚田嶋だろうと思う。
この2人は今季交流戦で対戦があり、小川が7回3失点で勝利投手となっている。しかし7月のコロナ感染以降、中々本来のパフォーマンスが出せず、後半戦は伸び悩んだ。特にストレートに力がなく痛打される場面が目立った。直球に強いラオウには要注意かもしれない。レギュラーシーズンは古賀と組むことの多かった小川。ムーチョとのバッテリーでどう挑むかも注目したい。

一方田嶋は、交流戦ではヤクルト打線に打ち込まれたが、CSでのロッテ戦では6回無失点で好投。調子は良さそう。とはいえ、慣れない球場で打席に立ちながらのピッチング。相手は今季負けているヤクルト打線、2戦目を落としていることもプレッシャーになる可能性はある。いかに平常心で投げられるかが大事になりそう。ロッテ戦のように"自己啓発つぶやき"は飛び出すか?

4戦目以降は、そこまでの勝敗によっても変わりそう。ヤクルトはCSで利き手に投直を食らった原樹理が、どの程度回復しているかが気になるところ。ブルペンでの投球は問題なさそうだが、試合となるとまた違う。

一方オリックスは、選手登録はされたものの未だベンチ入りのない山岡が不気味。流石にブラフってことはないだろうし、先発かリリーフかは分からないが、どこかでは登板してくると思う。山岡がベンチ入りした時が、オリックスの勝負どころになるかも?

予告先発が無いことで、両監督の駆け引き・読み合いが楽しめそうだね‼️

試合開始までにこちらも色々と準備整えておかなきゃ♪

それではまた👋

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