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片づけで子どもの自立心を育む方法

サワディーカー!
タイに住むフォトグラファー&片づけコーチのこはるです!

簡単に自己紹介♪

🔻私の略歴
国立の教育大を卒業
▷ 子育て・仕事の両立がうまくいかず
 離婚危機&ストレス性障害
10年のキャリアを手放し人生のお片づけを実行
 →片づけ後夫婦仲改善
▷ カメラマンとして日本全国100人撮影を実施
▷ 海外移住に憧れ→2023年家族で海外移住

🔻現在の主な活動
🌱 マインドフルネス フォトグラファー
 家族写真など、心温まるその瞬間を撮影。
🌱 マインドフルネス 片づけコーチ
 整え術とマインドセットを教える。
🌱 マインドフルネス セッション
 マンツーマンのセッションで、思考整理や見える化のサポートを提供。

🔻現在の暮らし
タイでの新しい生活を楽しみながら、家族と共に充実した日々を過ごす。
片づけを通じて得た時間を使い、趣味や自己成長に努める。

今日は「片づけで子どもの自立心を育む方法」について、お話ししたいと思います。

ちなみに私には、現在8歳の娘がいます。
彼女は自分の意志がはっきりとしており、私の友人に対して、大人顔負けのコンサルをしていたりします。(笑)

その娘を参考に、片づけによって子どもの自立心をどうやって磨いていったのか、そして片づけをどうやって子どもに伝えていったのかも、お話ししていきたいと思います。

1.まずは親の私が片づけを行った

子どもに「片づけなさい!」という前に、まずは親自身が片づけのモデルとなることが大切です。
子どもは親の行動を見て学ぶため、親が日常的に片づけをしている姿を見せることで、自然と片づけの習慣が身についていきます

ちなみに私の書斎はかなり散らかっており、片づけをして大きく変化しました。
その姿を娘は見ており、きれいな部屋の方がいい!を実感していったと感じます。

2.片づけやすいように整える

子どもはただ「片づけなさい!」と言われても、どこに片づけたらいいのかがわからない場合や、片づける際に収納しにくかったり、片づけまでの動線が遠いと、めんどくさくなってやらない可能性があります

なかなか片付かないものに関しては、その物の収納場所を見直したり、収納までの動線を考え直したり、子どもが片付けやすいようにする工夫が必要です。

我が家のおもちゃ収納は「ざっくりと」です。
無印の大きな箱にシルバニアはシルバニアといった感じでカテゴリーごとに入れています。
これであれば娘に「片づけて!」というと、この箱の中にただポイっと入れるだけなので、子どもでも簡単にできます。

3. 子どもが自分で決める機会を与える

片づけの過程で、子どもが「自分で選び、決める」という機会を重要視しています。
我が家の場合は、おもちゃ箱に入らない場合、新しいおもちゃは増えないと教えているので、定期的に全てのおもちゃを出して、どれを手放すかを娘自身が選んでいます。

こちらは4歳の娘の片づけの様子です。この時はおもちゃに溢れておりました。
4歳でも片づけのお話をしたら、自分で「選ぶ」ということができます。
ちなみに、この時娘が手放すと決めたおもちゃは、私が勝手に娘が喜ぶだろうや知育になるかも!と買っていたおもちゃでした。(汗)

「今の自分は何が好きなのか」を選ぶことで、子どもは自分で考え、自分で決める力を養います。

昔の娘のお部屋です。(当時4歳)
おもちゃに溢れており、置く場所が決まっていない状態でした。
小学校入学前の6歳の頃にはこんな風に変化しました。

4. 楽しさを取り入れる

我が家の場合は、寝る前に、片づけの時間を決めて「10分間でどれだけ片づけられるか競争しよう!」とゲーム感覚で行ったり、楽しみをプラスしています。
そうすることで、子どもは片づけをポジティブな体験として結びつけやすくなり、毎日の片づけタイムを楽しんですることができます。
また、寝る前に片づけることで、今日1日使ったものを片づけるので、朝目覚めてお部屋を見渡した時に、きれいな状態をキープすることができます。

朝起きた時にどんな部屋の状態がいいですか?

ちなみに片づけないまま寝るという日を繰り返すと、散らかっている部屋が当たり前となり、さらに子どもも自然と散らかすようになっていきます。

「割れ窓理論」という法則をご存知ですか?

割れ窓理論は、「小さな無秩序が放置されると、それがさらなる無秩序や深刻な問題を引き起こす」という考え方に基づいています。

片づけにおいても、同じことが言えます。

例えば、リビングに少しゴミが残っていたり、子どもが遊んだ後のおもちゃが片づけられていなかったりするのを放置すると、その小さな乱れが他のエリアにも広がり、最終的には家全体が散らかった状態になることがあります。

日常生活の中で、片づけが習慣化されていないと、部屋の一部に乱れが生じたときに「これくらいなら大丈夫」と思ってしまいがちです

昔の散らかっていた時代のウォークインクローゼット

しかし、その小さな乱れが他の人にも「ここでは少しくらい散らかってもいいんだ」という無意識のメッセージを送り、家族全体が片づけに無頓着になる可能性があります。これにより、散らかった状態が常態化し、家の中が無秩序に陥ることが考えられます

片づけ後のウォークインクローゼット

そのため、片づけを通じて秩序を維持することは、割れ窓を防ぐためにとても重要です。
たとえば、使ったものをその都度元の場所に戻す、掃除を定期的に行うなど、小さな秩序を保つ習慣を日々の生活に取り入れることで、家全体の環境が整い、心地よい空間が維持されます

片づけは、自立心と心の安定にもつながる

さらに、片づけは、家族や個人の精神的な安定にもつながります。
整った空間は、心の平穏を保つための基盤となり、家族全員が安心して過ごせる環境を作り出します。

まとめ

片づけを通じて、子どもの自立心を育むことは、時間と根気も必要ですが、その価値は計り知れません

子どもが自分で片づけを考え、行動に移せるようになることで、自立心だけでなく、決断力や問題解決能力も高まります

家庭環境を整えると同時に、子どもの成長をサポートする片づけを、ぜひ取り入れてみてくださいね。

最後に

このnoteを通じて、片付けが苦手だった私がどのように変わっていったかを共有することで、同じように悩んでいる方々の助けになれば幸いです。

片付けは単なる物の整理だけでなく、自分自身を見つめ直し、より良い人生を築くための強力なツールです。

皆さんも、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね!


また近々、片づけ講座「自分を整える片付け術:2時間で始める新生活」を行う予定です。

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