NetSuiteマスタデータとは
コグラフ株式会社NetSuite事業部です。
今回はNetSuiteのマスタデータについてご紹介します。
マスタデータの概要
NetSuiteにおいて、顧客や仕入先などのマスタデータは様々な情報と結び付けられます。この記事ではマスタデータの種類についていくつかピックアップしてご紹介します。
マスタデータの種類
・顧客
顧客レコードは、企業から商品やサービスを購入する個人または企業を表します。顧客レコードは顧客に関する情報をトラッキングし、顧客との過去の取引やコミュニケーションを表示できるようにします。
・連絡先
連絡先とは、アドレス帳に保持しておく同僚、友人およびその他の知人を含む、ビジネス上の関係がある個人です。自社用の連絡先を入力し、また、入力者のみがアクセス権を持つプライベートな連絡先を入力できます。
・従業員
従業員レコードは従業員を表します。従業員レコードを使用して、連絡先、ログイン、給与計算、人事管理の目的で情報を保存します。
・仕入先
仕入先は、事業を営む上で必要な商品またはサービスを供給します。購入先の各仕入先について、関連付けられたアイテムと価格設定のトラッキングや仕入先の所在地と事務所の住所のトラッキングを行います。
・リード
リードとは、潜在顧客を表す会社または個人です。リードは潜在顧客、さらには顧客へと進む販売サイクルの最初のステップです。
リードは通常、購入能力と購入意思を測る顧客の評価プロセスによって評価されます。リードが成長可能であると判断されると、営業担当者に割り当てられ、マーケティングキャンペーンおよび営業担当者との連絡によって育成され、最後には潜在顧客に変換されます。
・潜在顧客
潜在顧客レコードを使用すると、潜在顧客を顧客に変換するために必要なすべての情報をトラッキングできます。連絡先やイベント、商談などの情報にアクセスすることができます。
・パートナー
パートナーとは、事業契約を交わした相手で、顧客または仕入先以外の会社を指します。パートナーは販売トランザクションと新規リードに関連付けられており、パートナーシップのための情報を提供します。
マスタデータまとめ
マスタデータはNetSuiteが管理する経営資源（人、物、金、情報）のベースとなるデータになります。またNetSuiteをSFA（営業支援）の面でも使用する際に必須なデータとなります。マスタデータを正しく登録し活用することで業務効率化を目指しましょう。
コグラフ株式会社では、Oracle社のソリューションプロバイダー/アライアンスパートナーとして、NetSuiteの導入コンサルティングから運用支援、アドオン開発を行っています。
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