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駅近3分の田舎 ― パン屋と古民家生活

縁もゆかりもないのに、房総に手ごろな古民家を見つけて移住してから早5年ほど経ちます。駅から3分。駅前なのに田舎。DIYで古民家に手を入れつつ暮らし始めたのですが、当初、お風呂が薪で途方に暮れました。でも、慣れとは恐ろしいもので、状況に流されてそのまま薪で生活することになります。

煮炊きは薪でなんとかなるものですね。パンも薪オーブンで焼くと思いのほかの満足感で、いつの間にかパン屋を開業する話が持ち上がります。紆余曲折、やっと昨年建屋の改装が終わり「麦を踏む」の屋号でパン屋を始めました。

パンの薪窯を製作中

今はメインのオーブンを作っています。外側で三畳、内側でも一畳ちょいのサイズになる予定です。炉床まではできて、これからアーチの組み上げに入ります。夏のうちには形が見えてくるかと…

パンの移動販売車ができました

そうそう、マルシェに参加するとき用に、小さなキッチンカーも作りました。パンの販売もなんですが、その場でトーストしたパンを食べてもらいたくて。片面ずつ、こんがり鉄鍋で焼いてバターと蜂蜜たっぷりで出しています。

小麦粉になります

薪窯ベーカリー「麦を踏む」: 大きなパンを焼くパン屋。焼菓子も作ります。薪窯は現在製作中です。店舗販売はしていないので、決まった曜日の定期販売か、予約販売となります。注文方法については問い合わせください。

  • 〒290-0532 市原市大久保73 「麦を踏む」

  • 小湊鐵道 上総大久保駅 徒歩3分・加茂郵便局の向かいに駐車場あり

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河村 奨 (かわむらつとむ): リブライズという図書館向けサービスの中の人。本職はプログラマーのはずだけど、キーボードより草刈り機とチェーンソーばかり使う日々です。二拠点生活を早々にあきらめてからは、奥房総に引きこもり中。ふらっと人が立ち寄れるように、ゲストルームも作り始めました。作るもの多すぎ…。



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