【天邪鬼にとっての時間の選択】
リモートワークというよりは『自宅待機』又は『開店休業状態』な時間を過ごしています。まぁ正直、睡眠時間は倍増してますね。
毎朝犬の散歩があるので、6時台に1時間ほど近所の遊歩道や商店街をパトロールして、家に戻って犬や自分たちの朝食を済ませ、そこからがっつりと昼寝。
日中、数時間だけ、なーんとなくのやることやって、
日暮れどきにまた1時間の散歩。その後、犬に餌をやり、お酒片手にちょっとだけ手間の掛かる夕食を用意し、それを食す。食後には更にお酒もすすみ、ソファーに寝そべり映画を堪能。そして一日の締めにじっくりと湯船に浸かる。
目の前を通り過ぎる『時間』を体感をもって24時間と感じられる。いや〜、生活しているなぁと。もう殆ど隠居生活の予行演習。
ただ、これ『自分で選択した時間の過ごし方』ではないんですよね。
ボクは学生時代から、わりと『自分で選択したいタイプ』でありました。言い換えれば「やりなさい」「ルールです」にむやみに反抗的で、何にしても「自分で決めたい」と思いがち。学校行事なんかも「オレ、馬の世話あるんで欠席します。」とかって言って、殆ど参加しませんでした。天邪鬼で、可愛気のまったくない子でした。
ん?待てよ、今って、ひょっとして一番苦痛な状況なのでは?いや、違うな「自粛?」「要請?」だから、強制はされてないのか?じゃあ、自分次第か?でも、家にいなきゃだしな。ア〜、もう、もやっとするなぁ。
この事態においては、国が「強制力」と「補償」を持って「外出禁止」としてくれないと、太刀打ち出来ないんです。
そしてその「従うべきルール」があればこそ、天邪鬼なボクは、ようやく、いきいき出来るのです。
きっとこの先も長丁場になるのでしょう。故に自宅での過ごし方くらいは『自分らしい24時間を選択する』という実感をなんとか保ち『明けるその日』に備えたいと思います。
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