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【中学校・高校音楽授業ネタ】和音とコードを徹底マスター!(ギター・ウクレレの学習にも)
2024.10.3修正更新、ワークシートの構成と解答を修正しました。
中学校や高校で器楽として取り扱われるギター。
生徒たちがコードを弾けるようになると歌本とコード表をみながら伴奏ができるようになり、今後の人生で音楽を親しんでいくには超有用な知識・技術です。
私も学校で用意できる場合は必ずギターやウクレレのコード弾きの実習を取り入れていました。
普段音楽の授業に消極的な男子生徒もバンドの曲に興味があったりするといつもとは違う表情で参加してくれたりしますし、意欲的な生徒が多いと感じるのでおすすめの題材。
コード表を見てフレット押さえれば和音は鳴らせるようにはなるのですが、それだけだと和音に関して理解したことにはなりません。
でも教科書ではコード表が小さく載っているだけ。
音程も、長3和音と短3和音の違いも理解せずに、コード表を頼りに演奏していも、和音やコードの仕組みについていつまでたってもわからないままです。
ギターやウクレレでコードに触れるのに合わせて、和音・コードの理論的な学習を取り入れてみませんか?
この教材は、「コードについて理解し、コードを見て構成音がわかるようになる」のが目標の教材です。
コードについて理解するには、音程の理解や英語表記についての知識も必要になりますが、必要な部分にギュッと絞って、順序よく学習できるように構成しています。
ギターやウクレレを取り上げる前の楽典の授業として
ギターやウクレレの実習と並行して学習
学期中の常時活動として少しずつ和音・コードを理解
こんな感じで使える今までにない「和音・コード」の学習ツールです!
この教材の中身
この教材の中身は以下です。
○音・図解・アニメーション付き!わかりやすい授業用スライド(39スライド)
○スモールステップで学習できるワークシート(3枚)
スライドはWindowsPCで使えるPowerPointデータと、MacやiPad iPhoneで使えるKeynoteデータ両方ダウンロード可能。
ワークシートは編集できるWordデータとすぐ印刷できるPDFデータがダウンロード可能です。解答例ももちろんついています。
教材でおこなう学習の内容と流れ
以下のような流れで和音・コードをわかりやすく理解していきます。
コードを見て構成音がわかるくらいになるのが目標です(コード進行についてはこの教材では触れていません)
和音ってなに?
英語の音名
音程とは?
半音と全音(当ててみよう!半音全音)
長調と短調の音階(半音と全音の組み合わせ)と和音
音程を理解しよう(完全・長・短・増・減)
音程を言い当ててみよう
和音に基本の3度と5度
コードネームの仕組み
長3和音から減和音・9の和音まで解説
分数コードとは?
スライドで解説して、理解したらワークシートに取り組むという流れで構成しています。
スライドの内容
スライドは図解があり、説明文も「発表者ノート」に詳しく書いてあるので、授業者の先生が詳しくなくてもちゃんと進められます。
![](https://assets.st-note.com/img/1666557885857-9yBF9DJV3q.png?width=1200)
スライドはアニメーション・音付きで、複雑なコードの仕組みが少しでもわかりやすくなるように構成しています。(ツイートの中の動画をご覧ください)
【和音とコードの学習】
— コギト🎸みんなの音楽授業ネタ発信 (@COGITOmusic) October 16, 2022
音程の言い表し方のスライド作ってます。
実際に音程をスライドで聴きながら確認できるようにしていますよ。
コードの学習になったら英語も出てくるのでさりげなく表記しています。 pic.twitter.com/L2vBJpLkL6
音程を聴いて半音か全音か当てるクイズを作ってみました。
— コギト🎸みんなの音楽授業ネタ発信 (@COGITOmusic) October 17, 2022
みなさんもやってみてください。
生徒が聴き分けるには意外と難しいと感じてしまいました。
同時に鳴らすと濁ってる感じで聴こえるのが全音、
よじれる、軋る感じがするのが半音、
っていう個人的な感覚でいるんですけど、理解されるかな。 pic.twitter.com/MexC74yAwq
【和音・コードの学習】
— コギト🎸みんなの音楽授業ネタ発信 (@COGITOmusic) October 22, 2022
「長3度上の音は?」「この音程は?」という問題に答えるためにはコツが必要。
まず「△△○度」の「○度」の部分から考えるのがミソです。スライドで解説しています! pic.twitter.com/o7MCfb10M2
コードの表記をケーススタディします。スライドでやれば、鍵盤を見ながら、音も聴きながら、図解しながら学べるからわかりやすいですよ! pic.twitter.com/NFy0tDxwWc
— コギト🎸みんなの音楽授業ネタ発信 (@COGITOmusic) October 22, 2022
コードの学習をしていると、黒板に音符やコードネームを書いて説明したり、ピアノで和音を弾いてみたり、先生がとにかく教えるのに慌ただしくなりがちなのですが、このスライドを使えば、図示も音も全て画面上で出てくるので、教えるのが超ラクになっています。
ワークシートの内容
![](https://assets.st-note.com/img/1666558986231-uKiutTRuAv.png?width=1200)
ワークシートはスライドと併用します。
スライドの説明内容が理解できたかどうかをワークシートの問題を解いてみることで確認する流れ。
【問題の一例】
・ドレミファソラシの英語音名を書いてみよう
・全音か半音かを考えよう
・指定された音の長3度上の音を書き込もう
など、スモールステップで学習できるように細かく13の問題を載せています。急に論理が飛躍して結局先生がおしえることに…、ということはありません。
先生用の解答版もPDFでついています。
3980円です
この教材の定価は3980円です。
和音やコードについて学校で教える教材(ワークシート)などはいろいろなところで見かけますが、正直どれも「これだけでわかるようにはならないかな」というものばかりでした。
無料でネット等で拾うことができるコードを理解するためのワークシートは、必要な知識をとにかく並べただけのもので、どのような順序で学んでいけば和音とコードが無理なく理解できるか、という点にフォーカスしたものではありません。
全てを紙面で説明しようとすると、膨大な分量になるため、必要な説明も端折ってあり、初学者にとってはわかりにくいです。
今回の教材は音楽理論に知悉している元作曲を専攻した音楽教員歴18年のコギトが10時間以上かけて作った教材です。
和音とコードを一から理解できるように、学ぶ順番を整理し、必要な知識を吟味しています。
何よりもこの教材の強力な点はスライドです。
一つ一つわかりやすくなるような図解を工夫し、直感的にわかるように必要な部分には音源を挿入したり、アニメーションを加えたりしています。
学習する生徒がスッと理解できるわかりやすさ
先生が説明に困らない使いやすさ
を備えた、オールインワンの「和音・コード学習教材」になっています。
これから和音の学習をする予定の先生はもちろん、音楽の授業ネタに困っている先生、理論を教えるのが苦手な先生、忙しくて教材を作る暇がない先生にピッタリの教材です。
このnote以外でこのような教材は今のところありません。
「和音とコードを完全マスター!」教材のダウンロードは以下から
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