【映画】アバウトタイム
邦題では〜愛おしい時間について〜という副題がつけられているが、正直蛇足感が否めない。
ただそうした副題がつけられるだけあり、鑑賞後には何気ない日々を愛せるようになること間違いなしだ。(ただし、それには少しコツがいる。もちろん本編にて明かされる)
ヒロインを演じるレイチェル・マクアダムスがとにかくかわいいのを差し引いても、大好きな映画。
あらすじをザッと紹介すると、
主人公(ティム)は冴えない青年。
父、母、妹(キットカット)、デズモンドと暮らしている。
21歳の誕生日に父から
と伝えられ、タイムトラベルをするように。
ティムは東京リベンジャーズの花垣武道さながら、何度も何度もリベンジャーズしてヒロイン(メアリー)に近づいていく。
これだけ聞くとB級映画の紹介みたいだ笑
だが決してそんなことはない。
この映画は言うなれば「タイムトラベル・ラブストーリー」。しかし、「ラブ」の矛先は決してヒロインにのみ向けられるものではない。
主人公は、作中でも語られるように優しい人だ。そんな主人公の父親も素晴らしい。ここの親子関係に焦点が当たった終盤のシーンは忘れられない。
父親の教え。主人公の気づき。
これらは必ず、受け手の日常に影響を与えるはずだ。
日常に余裕がなくなったときほど見てほしい映画。120分あればなんだか人生楽しめそうな気がしてくるよ。
それにしてもレイチェル・マクアダムスかわいいなあ。