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サワードウ&コーヒートーク@Fuglen浅草

Fuglen浅草で開催されたトークショーに参加

テーマはサワードウと北欧コーヒーシーン

サワードウを初めて知ったのは昨年の秋。Netflixの「Cooked」という番組です
北欧などで大昔からある伝統的なパンの製法。
空気中にある菌と麦と水と塩だけで自然発酵させる手法です。

長時間かけて発酵させるその手法のためグルテン過敏症の人に優しいそうです

面白そうなパン。どこで食べられるか調べると谷中のVanerさんが出てきました。
ここはFuglenCoffeeRoasterの焙煎士が移った店。さっそく行って食べてそれからファンになりました。

今回のスピーカーはそのVanerの司さんとFuglenCoffeeの日本の代表の小島さんです。

ちなみに小島さんはグルテンフリーの生活をしていますがVanerのパンは食べているそうです

各回10名というこじんまりとした会。ラッキーに最後の一人でした

写真のベストを着ているのが司さんです

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今回は贅沢にコーヒーが飲み放題。しかもメニューから選べる。贅沢

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一杯目は私のFuglenの定番。アメリカーノです

なぜかアメリカーノ飲む人少ないですが、エスプレッソの良さが分かるドリンクだと思います。

Fuglenはエスプレッソが運ばれてきて、その場でお湯を注ぐタイプ。濃さを自分で選べます。

フィルターコーヒーと違って、エスプレッソ抽出は豆に含まれている油分も飲むのでコクがあります

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お待ちかねとサワードウ生地をつかったシナモンロール。
北欧ではシナモンロールよりカルダモンロールが一般的らしいでしが、私はシナモンロールの方が好きです

コーヒーとパンを楽しみながらトークスタートです

■北欧のコーヒーライフ

小島さんはFuglenのノルウェーの本店で勤務をしていました。その体験から

・ノルディックロースト
 豆の個性を活かすために浅煎りにする
・地元の人は朝カフェに行ってその日のプランをゆっくり考えるための時間にしている
・一日に5〜6杯飲むので飲みやすく優しい味
・北欧のミルクは日本とちがって甘くない
・一般的な日本のエスプレッソは味が強くそれに合わせるためにミルクの味も強い

次に焙煎について

・生豆が全てを決める
・酸味が素材そのものの味で、酸味を残しているわけではない

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こちらはサワードウブレッドのトーストの上にノルウェーで有名なブラウンチーズをのせたもの。地元ではチーズをこのようにスライス(ピーラーみたいなもの)一般的だそう。

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二杯目のコーヒーはエスプレッソをダブルにしてもらったカプチーノ

ラテはミルク感が強く、カプチーノが好きです

このあとフィルターコーヒーも飲みました。フルーツ感たっぷり。

でも1時間半で3杯は飲みすぎ(^o^)

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■Vaner司さん

司さんはもともとノルウェーの有名なカフェでバリスタをしていたそうです

カフェではお客様の来る時間がいつも決まっていて、交差点を渡ってくるのが見えるとすぐにコーヒーを用意するのが普通だったそうです。
それくらいカフェに行くのが習慣になっている。

そしてカフェで働きながら趣味をパンを焼き始めて、サワードウブレッドを作り始めたそうです。

■サワードウについて

・サワードウは空気中の菌を利用するため時間がかかる
・仕込みから3日間くらいかかるそうです
・日本で店を初めて1年位は安定しないので苦労したそうです
・発酵なので真冬の寒さは大敵。
・サワードウ 訳すと酸味の強い生地
・全粒粉の粉を使うので粉の酸味が旨味につながる
・24時間くらいかけて粉の糖分がゆっくり分解される
・そのため出来上がったパンは胃に優しい
・味噌や醤油と同じように昔ながらのゆっくりした製法

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■私のおすすめ

そのまま食べるのも美味しいですが、私は1cmくらいにスライスしてフライパンでオリーブオイルで軽く焼くのが好きです

そして衝撃的な話、トークショーが始まる直前に司さんとからクロワッサンは作ったことがなく、ネットで調べて作ったそうです。面白い

■サワードウブレッド情報

Netflixにはサワードウが出てくる番組がいくつかあります

・Cooked シーズン1 空気編
・ザ・シェフショー シーズン1-シリーズ3 4.ライミ風パスタの回
          シーズン2-シリーズ1     4.タルティーン
            これは日本進出しなかったあのタルティンベーカリー
https://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・シェフ・ショー_-だから料理は楽しい!-
・腹ペコフィルのグルメ旅 シーズン3 3.ロンドン
          レストランでオープンサンドが出てきます。

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会場となったFuglen浅草。渋谷富ヶ谷の店とちがってナインアワーズというカプセルホテルの1Fです。

内装の板や家具など全てノルウェー製。オープンの時にあったノルウェー人によるとノルウェーそのものらしいです。

今回はその2階のスペースを使って行われました


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Vanerのサワードウブレッドはもちろん美味しいですが、隠れた名品がクロワッサン。サワードウ生地は使えないのですが、しっとりしていて美味しい。

Vanerのシナモンロール、カルダモンロール、クロワッサンはFuglenの店舗で食べられます。

サワードウブレッドは今のところ谷中の店舗のみで販売。ただ日持ちするのでゆっくり食べられます

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お土産にオーダーしていたサワードウブレッドをゲット、軽く焼いてクリームチーズ最高です


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