![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90084897/rectangle_large_type_2_e07db85c558125e3000c6cddb6cd509e.jpeg?width=1200)
日本人が英語でブログを書くべき5つの理由【アドセンス合格済英語ブロガーが解説】
こんにちは。
コーヒー歴11年のミニマリスト旅人ブロガーシンジです。
(英語ブログはこちら)
noteでは「コーヒー」「旅」「ミニマリズム」「英語ブログ」で情報発信をしています。
本記事は「英語ブログ」についてです。
僕のミニマリズムと旅を充実させている秘訣は、フリーランスとしての僕の仕事が100%リモートであることが大きな要因となっています。
個人で活動しているので、オフィスも従業員もいません。
必要なのは今このブログを書いているMacbookAir1台です。
企業からのWEBマーケのお仕事の受託と現役英語ブログの収益で生活をしているWEBマーケ主軸のフリーランスがお届けする「日本人こそ英語でブログをするべき理由」。
日本経済とも絡めたデータを用いた結構マジのお話をするので、「コロナ禍で物価爆上がりしてるけど給料が一切上がらない。これからどうしていこう。」と悩んでいる方の次の行動のためのヒントになればとの想いで、僕が持っている知識を無料で全公開します。
自己紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1667109234009-5uerK4Ir7O.jpg?width=1200)
では、軽く自己紹介を。
フリーランスWEBマーケターのシンジです。
こちらのShinji Sverige というサイト名での英語ブログとnoteの運営、企業からのWEBコンテンツマーケ(ブログ更新やSEO関連のお仕事)の受託を受けて生計を立てている人間です。
以前はCrack Roasterというブランド名でコーヒー事業を経営していましたが(ググっていただければ色々と当時の画像が出てくると思います笑)コロナでWEB事業に完全にシフトしました。
(出張バリスタサービスの際の様子)
![](https://assets.st-note.com/img/1666867547160-Gh18gSdeX1.jpg?width=1200)
2022年9月中旬に英語ブログを開始し、サイトを見ていただいたらわかる通りGoogle Adsenseもしっかり通過しています↓
![](https://assets.st-note.com/img/1666867367407-wK2qAnKd1a.png?width=1200)
そんなWEBマーケ大好きな僕がおすすめするのは「英語ブログ」です。
理由については本記事でガッツリ解説していけたらと思います。
ちなみに私の英語力は英検準一級保持、TOEIC935点です。
(10年前受けてこの結果なので、今受けたらもう少し実力は上がっていると思います。)
英語ブログとは
![](https://assets.st-note.com/img/1666841824833-QbdJEBgKRD.png?width=1200)
英語ブログとは文字通り英語で発信するブログです。
先述の僕のブログがまさにそうです。
英語ブログのメリットはもちろん世界中の人に読んでもらえる可能性があることですが、デメリットは英語がネイティブ並みに扱えないと日々の執筆がストレスになってしまうことです。
特にこの記事で対象としているのは、ある程度英語の実力(ライティングのみ)があるけれど英語ブログを解説していない日本人ですので、もしご自身が当てはまるようでしたら是非読み進めてください。
数字で見る日本人が英語でブログを始めるべき理由
![](https://assets.st-note.com/img/1666841945502-FfUB8v5a0y.png?width=1200)
では、日本人こそ英語ブログを始めるべき理由を数字で僕なりの考えを述べていきます。
マーケット規模
広告単価
日本の人口オーナス
この3つが数字的な意味での日本人こそ英語ブログを始めるべき理由だと思います。
加えて、スキル・人生設計という面でもおすすめできる理由があります。
具体的には、次の段落で解説します。
英語ブログを始めるべきこれだけの理由
![](https://assets.st-note.com/img/1666868393985-TMqFItfPiR.png?width=1200)
日本人が英語ブログを始めるべき理由は主に5つです。
理由①マーケット規模
理由②広告単価
理由③日本の人口オーナス
理由④スキルの"宝の持ち腐れ"防止
理由⑤海外移住の第一歩
それぞれ以下で深掘り解説をしていきます。
理由①マーケット規模
![](https://assets.st-note.com/img/1666842559511-bNd8RLwdWV.png?width=1200)
1つ目の理由は、マーケット規模の違いです。
日本語話者:約1億2550万
英語話者:約11億3200万人
SEOの理論と考え方は同じです。
日本語で執筆するブログ記事の最大マーケット規模は1億人ちょっとですが、英語で執筆するブログの最大マーケット規模は11億人と、マーケット規模に約11倍の差があります。
理由③でも後述しますが、日本人という民族の絶対数はここ数十年で大幅に減少します。
詳しくはご自身で調べていただければと思いますが、人口減少が確定している国家の人口を増加ペースに戻すのには少なくとも数十年かかるので今から数十年間は減り続ける事は事実として確定しています。
つまり、日本語だけでブログ発信を行なっていると検索する人間の母数が減っていくので、僕みたいな普通のブロガーが足元にも及ばない超絶優秀なブロガーしか食べていけなくなる未来はそう遠くないと感じています。
例えるなら餌が減っていく水槽の中で強い魚と餌を奪い合い続けるイメージですね。
消耗します。
そこで僕はアプローチを変えた「日本人であることを生かしながら日本人と戦わないブログ戦略」を英語ブログで実施しています。
主に内容は日本旅行の時に有益な情報(Suicaカードの買い方とか)と僕の得意なミニマリズム・片付け・時間管理術をメインに発信しています。
ミニマリズムだと、日本ではミニマリストしぶさんが最強ポジションを確立されているので、彼と同じ土俵で戦うのはしんどいと感じました。
英語でブログを発信することで「お、日本人が英語で何か面白いことを発信しているぞ。日本旅行関連の情報もあるし、面白いんじゃないか」という風にポジションも構築できますし、そもそもSEOの観点ではミニマリストしぶさんとは戦っていない状態を作ることができます。
現に僕のブログでは、開始1ヶ月(記事数約35記事)にもかかわらず、アメリカを含む世界多数の国からのアクセスがGoogle Analytics上で確認できます。
(データ引用元:こちら)
理由②広告単価
![](https://assets.st-note.com/img/1666869268624-GHsG6F8MHK.png?width=1200)
日本語と英語両方で発信している方でなければ海外のAdsenseなどのクリック単価については考えたことがないのではないでしょうか。
日本でのGoogle Adsenseに関しては1クリックあたり約20円〜30円が相場というのはWEBマーケ界隈の方ならよくご存知かと思います。
では、海外ではどうでしょう。
アメリカを例にとってみてみます。
こちらのブログによるとアメリカでのクリック単価は0.2$〜
ここで何を伝えたいかというと、クリック型広告での収益アップの一番簡単な方法は広告が表示される国に日本以外の選択肢も加えるということです。
僕の英語ブログは英語という言語で検索された結果表示されます。
その際、Google Adsenseを通してユーザーの画面に表示される広告はユーザーが住んでいる国、もっと厳密に言えば「僕のブログにユーザーがアクセスした端末のIPアドレスが存在している国」となります。
日本人がアメリカ旅行中に英語で検索して僕のブログをクリックする行為と、アメリカ人が自宅から僕のブログの広告をクリックする行為の結果は同じです。
この仕組みと為替(直近で言うと円安の動き)を利用してクリック単価を上げることができると言うわけです。
僕にとっては、円安が進めば進むほど僕の収益は上がります。
また、Ezoic や Mediavineなどクリック単価がアドセンスと比べものにならないぐらい高いクリック型広告の提供企業がアメリカにはいくつか存在します。
日本国内のクリック型広告を提供する企業の相場を調べてみたのですが、安すぎて笑いました。
Ezoic や Mediavineのクリック単価をみた後に検索したので一瞬冗談かと思ってしまったぐらい激安でした。
英語ブログの月間訪問者数が10,000人を超えたら、まずはEzoicに申請して(月間訪問者1万人が申請条件なので)またnoteでレポートしていきたいと思います。
理由③日本の人口オーナス
![](https://assets.st-note.com/img/1666869295714-cuLmNfQVnf.png?width=1200)
3つ目の理由は日本が人口オーナス期に入っていることです。
人口オーナスとは、人口ボーナスの逆の状態で「労働可能人口が子供と高齢者の数より少ない」状態を指します。
人口減少に関しては、去年の今頃の2021年10月時点で総務省統計局が発表しているデータ(リンクはこちら)によると、人口減少の幅が1950年以後最大の減少幅となっていることがわかっています。
過去の歴史を振り返れば一目瞭然ですが、人口が減少して経済が発展した国は存在しません。
つまり歴史の法則に則って考えると日本の経済も人口の面においては楽観視できない状態となっていると私は読んでいます。
では、若者(20・30代)はどのようにして生きていくのか。と言うことを現在29歳の私は常日頃考えています。
そこで一つ自分の中で明確に確信している点は「日本以外でもリモートで収入が得られる方法を確立しておく必要がある」ということです。
私はWEBマーケの経験が長いのでWEBマーケ観点・ブログ観点で考えてみると、日本語で書く日本人向けのブログだと広告出稿主は日本企業でターゲットが日本人のケースがほとんどです。
先程の経済の話と繋げて考えると、仮に人口減少が原因で経済が停滞すると企業の広告出稿予算も今よりも厳しくなってくるはずです。
ブロガーの広告収益(Google Adsenseなど)があるのは企業が広告を出稿しているからであって、出稿元企業の数が減ることになればおそらくディスプレイ広告やクリック型広告のブロガー側への報酬に影響が出る可能性も大いにあり得ると思います。
まとめると、日本だけをターゲットに仕事をする事においてのリスクをある程度踏まえた上で英語でブログを発信する事により海外のアフィリエイトサイトからの収益や海外ベースの広告単価で収益をあげることができます。
日本語のブログを展開している方で、英語ブログを運営する語学力と時間的余裕がある方は是非挑戦してみても良いのではないでしょうか。
理由④スキルの"宝の持ち腐れ"防止
![](https://assets.st-note.com/img/1666841877982-WB0vwOhfdp.png?width=1200)
4つ目の理由はスキルの"宝の持ち腐れ"防止が理由です。
大学で外国語学部を卒業して留学まで行ったのに、社会人になってから全然英語を使っていないという方。
非常にもったいないですよね。
スキルが眠ってしまっている状態になっています。。。
シンプルに持っているスキルは腐らせずに使った方がいいと思います。
ブログの始め方も今やたくさんネットに転がっていますので、少しでも始めたいと思う方の背中を押すことができたら嬉しいです。
理由⑤海外移住の第一歩
![](https://assets.st-note.com/img/1666842375201-O1X3RetgSh.png?width=1200)
5つ目の理由は、海外移住の第一歩、言い換えるなら国単位のリスクヘッジです。
日本で生まれたから日本で過ごさなければいけないと言うことはありません。
日本では約30年間大卒初任給の水準が上がっていません。
しかし、物価と消費税は確実に上がっているのは誰しも身に染みて感じていると思います。
平成元年には3%だった消費税が今や最高消費税率10%となっており、10%で据え置きとは言い難いことは容易に推測できます。
僕個人の考え方なので誰かに無理強いをしたり、日本で一生暮らしていく!と考えている方を否定するつもりは一切ありません。
僕個人としては、日本の経済が混迷を極めて出口が見えない状態になった際にでも、最悪どこでも使えるスキルを持って海外でもやっていける状態にしておく必要があると考えています。
その手段が僕にとってはブログというだけで、他にも僕の知らない手段で、個人で稼ぐ手段を持っていらっしゃる方も多くいらっしゃると思います。
英語を使って個人で稼ぐ力は、今後圧倒的に必要になってくると毎日英語ブログを書きながら感じています。
日本以外にも永住権がある国を一つ確保しておきたいというのが僕の人生戦略。
最後に
![](https://assets.st-note.com/img/1666869345939-ITpO9Vfl4c.png?width=1200)
では、まとめです。
僕個人の意見ですが日本人こそ英語でブログを始めるべき理由は以下の5つ。
理由①マーケット規模
理由②広告単価
理由③日本の人口オーナス
理由④スキルの"宝の持ち腐れ"防止
理由⑤海外移住の第一歩
まだまだ僕も英語ブログの歴は浅いですが、「日本人✖︎英語ブログ」という新しいジャンルを切り開いていけたら面白いのではないかと思っています。
本記事が役立ったと思う方はぜひいいねをお願いします。
もしいいねが多ければ同じジャンルで別の切り口の情報をフォロワーの皆様にシェアしたいと考えています。
本記事の内容は、引用しているデータ以外はあくまで筆者個人の見解となります。
判断や情報収集は個々人の責任の元お願いします。
Bye Bye〜。