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至らぬ人生の途中に痩せた体が手に入る喜び
痩せて2年経った。飯は夜しか食べない。たまに一日中食べずにコーヒーだけ飲んでる日がある。そんな過ごし方をしていたら痩せた。大袈裟じゃなく20キロ落ちた。クソみたいに太ってた。ずっとコンプレックスだった。これからは痩せた人間の人生が手に入る。明日死ぬとしてもこの体のまま死にたい。昔の自分は消したい。太ってた私の写真や画像データ、あらゆる人の記憶を消したい。だから私は昔を知っている人とは会わない。会い
もっとみる前略お袋さん、未だに「片付け」は出来ないんですが「掃除」なら出来ました。
このエントリでもうバレてしまうと思うのだけど、とにかく部屋の片付けが苦手な子どもだった。
学校のプリント、脱ぎ捨てた服、本棚に入らないマンガや雑誌、あとおやつのゴミ。机の上から床の隅々まで足の踏み場がなかった。両親に汚い部屋と書いて「汚部屋」と呼ばれており、年中「部屋を片付けなさい!」と怒られていた。
そんな私も今では家を小まめに掃除してそこそこ小綺麗にしている。お恥ずかしいのだが、30歳を過
囲碁将棋について誰に弁解しているのか分からない記録
フロンターレサポーターなら囲碁将棋さんはお馴染みの芸人さんでしょう。
元々お笑いは、好きな芸人さんがいれば事務所ライブや単独に足を運ぶくらいには好きなんだけど、囲碁将棋はあまりハマってなかった。
今年の天皇杯で旦那さんが「いま囲碁将棋の文田さんそっくりな人を見かけた気がするけど、本人かな?」と言っていたけど、「あぁ?それよりうめぇスタグル探せよ」ってあしらうくらいにはハマってなかった。
今あ
10年前のウイスキーのスポドリ割りの思い出
サークルがある日もない日も、大学の近くに住んでる友達の家で夜な夜な酒盛りをしていた。
どちらかと言えば陰の者なので、激しく飲んだりしないのだが、その日ははっちゃけていた。
みんな各々お酒を飲んで、ツタヤで借りたDVDやテレビを見ていた。ウイスキーの割りものがなくなったので家主に尋ねると、スポーツドリンクを持ってきてくれた。アルコール初心者の若者たちは嬉々として割りものにしたと言う…。
翌日全
30歳児たちに冬が来る
忘年会シーズンのため、ソーシャルなディスタンスに気をつけながら忘年会を実施した。
30歳児たちは同期の結婚や妊娠出産、体の老化、昔の思い出話に花を咲かせる。
言ってなかったが出産してました、こないだ婚約しましたなどのサプライズから、疲れが回復しない、食えるものの種類があっさりしてきた、冷え性が辛い、眼精疲労が辛いなどのダウナーな話題まで。
不調はだいたい養命酒で解決できるよね。で帰結したが、
昨日のスーパーマーケットの思い出
狭い売り場ですれ違った人が、どえらいかっこよかった。びっくりして振り返った。
髪型、ファッション、スタイル、身長、全部ドストライクだった。特にヒョロヒョロと細くて身長がやたら高いシルエットがグッときた。
私の悪い癖はすぐ後をつけてしまうところだ。もう一回すれ違いたくて買い物そっちのけで店内をうろついた。いた。やっぱかっこよかった。ちょっと視界がチカチカキラキラした。
大人なのでストーキング行
7年前くらいの旅の思い出
伊豆が好きなもので、初めてのお泊り有りの一人旅の行き先も伊豆だった。東京駅から踊り子号で1本ってお手軽さもとても良かった。
旅のお供に本を買おうと思って東京駅の本屋さんで漫画をジャケ買いした。それがなかとかくみこさんの『塩田先生と雨井ちゃん』だった。
どハマりして電車の中で2、3回読んで、宿についてもう一回読んで、寝る前にまた読んで、翌日にはググってpixivにしか上がってない漫画も読んだ。
私の流産記録(7ヶ月ぶり2度目)
この度2度目の流産をした。せっかくなので、noteに記録しておこうと思う。
結構赤裸々に記載しています。血など生々しいお話が苦手な方は不快に感じると思いますので、読まれないようお願いします。
---キリトリ---
流産するとわかった時のお腹の子の数週はおおよそ7週半ば。※妊娠の数週や正確な出産予定日は心臓の音が確認出来た時の胎嚢の大きさで算出される。
今回の子は、心音確認の検診の際に心
ダイエット100日目の停滞期
ついに停滞期がやってきた。
私が実践しているダイエット方法の「キモ」は「2日に1回のファスティング」である。1日何も食べないのではなく、2日に1回夜ご飯しか食べない日を作っただけだ。
このダイエット方法は正直そんなキツイ感じもなく、かと言ってキッチリやるわけでもなく、しかしここまで5キロ落とした。
大きな停滞期を迎えることもなかったので、このダイエットには停滞期と無縁なのかしら?と思っていた
メンタルの崩壊と再生
ついにメンタルが崩壊して、休職してしまった。
「自分は世界に必要のない人間だ」と恐ろしい意識にずっと捉われていた。毎日生きていることを辞めたくなって、手っ取り早く寝室のベランダから自分が転がり落ちて死んでいく姿を想像して過ごしていた。
休職が決まった直後は、それを考えないように、日中は家事に取り組むことにした。が、一番恐ろしいのは夜だった。体を動かすのをやめると、頭がまた強い意識に乗っ取られて
あの子が好きだった気持ちを成仏させます
小学生の頃、ずっと片思いしていた男の子がいた。それが初恋だった。
その恋はある日突然、それはそれは情けない形で終了した。
ネタにしてあげないと、あの頃のピュアな私の魂が成仏できないというか、苦しい思い出のまま墓場に入ることになりそうなので、恥を忍んで記録します。
事の発端は高学年を迎えた頃のバレンタインデー。クラスは離れてしまったが、毎年欠かさずチョコレートをその子に渡していたので、その年も