気づいたら、もうパソコンだけで、
用事を済ませるようになっている。
ふと抱いた危機感。
文字は紙に書かないと。
右手に鉛筆を握らないと、ここじゃ硬筆がいい。
パソコンでなんでも済ませるようになってきて、
行為そのものを雑務のように感じてしまうようになった。
雑務と感じるようになれば、
必然とその行為とは距離をとりたくなる。
たとえ、大好きな文字を打ち込む行為であっても…
便利すぎると、
便益の観点から、
アウトプットまでの途中過程は雑務になってしまう。
便利すぎない、
そもそもそこを求めていない。
それがペンを使って、紙に文字を書くということ。
自ら不幸への道へ突き進まなくていい、
たとえそれが時代に逆境したものでも、
心地よいと思う選択をしたい。
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