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6月24日。いつしか30度以上の日が夏日に変わる

今日の畑です。
皆さんこんにちは。
仕事に勉学に創作活動と、お疲れ様です。
今日は実に暑かった。真夏日でした。

最高気温が25度以上の日が夏日、30度以上の日が真夏日、35度以上の日が猛暑日と言うのはご存知の通りでしょう。
今後50年は、地球温暖化の影響で平均気温は上昇していくばかりでしょう。

一週間ほど前に日経新聞で、「パリ協定」の目標を達成するには今年並みの削減を10年間続ける必要がある、との記事を読みました。
「今年並み」とは、言わずもがなですが、コロナの感染拡大を受けた大規模な移動制限の結果を指しています。

外出自粛要請や経済活動の停滞によって、今年は過去最大の温室効果ガスの減少が見込まれますが、それを今後10年間にわたって継続する必要があるとは。
もはや不可能でしょう。

そもそもパリ協定とは、2015年のCOPで合意された、2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みであります。(発効2016年11月4日)
この国際的な枠組みの下、主要排出国が排出削減に取り組むよう国際社会を主導し、地球温暖化をみんなで食い止めようという訳です。

さらに同協定は、従来の京都議定書とは違い、主要先進国だけでなく発展途上国にも排出削減の努力目標が課せられています。
パリ協定が画期的であると言われるゆえんです。

そんなパリ協定ですが、もちろん穴もあります。上記で述べた「排出量の削減」というのは、単なる「努力義務」に過ぎず罰則規定は設けられていません。この規定により、実質的な効力を疑問視する議論があることも事実です。

また、アメリカのトランプ大統領は、2017年6月にパリ協定からの離脱を宣言し、2019年11月4日離脱を正式に国連に通告しました。
(離脱プロセスは1年を要するため、正式な離脱は今年の11月4日。なんと米大統領選の翌日!)
世界中が一枚岩となり合意に達した協定から、超大国のアメリカが離脱するということは大変けしからんことです。水をさしたどころの騒ぎではありません。

見てきたように、パリ協定は画期的でありながらも、そのハードルの高さや足並みの揃わなさによって、現在骨抜き状態となっています。

いやだなぁ。
15年後は夏日が30度、真夏日が35度、猛暑日が40度になってるかもしれません。
あぁ考えるだけで倒れてしまう。

一日お疲れ様でした。

では!!

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