なぜ今さら日雇いアルバイト時代の体験記をKindle本に起こしたのか?【6冊目のKindle出版に関して】
本日、6冊目のKindle本を出版しました。
本のタイトルは『24歳の無職が体験した18個の日雇いアルバイト:大学院を修了したばかりの無職から見た日雇いの世界』です。
もともと、ブログでネタ的に書いていた日雇い体験記事を、少し加筆修正して本に起こしたもの。
ネタ本っぽくしたかったのですが、なんか画像がいい感じなのと、タイトルが思いのほか固い感じにしてしまったので、真面目な本っぽくなってしまっています。
でも、読んでいただければわかりますが、中身はマジでネタです。しかも、自分でも面白いか面白くないか分かりません。
ブログに書いていたときは面白いと思っていたんですけどね。年齢とともに感性まで変わってきたのか…?
ブロガーのヒントになるかも…?
さて、このブログを書いていたときは今から9年前、2014年のことです。
なぜ、そんな化石時代のブログを書き起こしてきて本にしたのか?
理由は2点あります。
1点目の理由は「ブログ収益化の仕方を広めるため」
まず、1点目の理由としては、ブログの収益化や集客について悩んでいる人に向けた本を出したかったため。
実は、このブログの日雇いバイトの体験記、ふざけた内容ではありますが、当時これを書いたことによって、私は月商100万円超えをブログアフィリエイトで達成しました。
なんだかんだ、これらの体験記がバズってくれたおかげで、ブログに人が集まり、そこから「日雇いを自分もやってみよう」という方が増え、収益化できたわけです。
一時期は、テレビ取材の依頼もきたり、無職代表のコミュニティを作ってほしいなんて依頼もきたなぁと懐かしくなります。
正直、ふざけた内容なので真似したい!という人はいないかもしれませんが、「こういう稼ぎ方もある」ということで、どなたかの参考程度にはなるのではないでしょうか?
特に、一番最初に紹介している「交通量調査」のバイトの記事は、一切の更新なしで6年近く、毎月数万円の売上を作ってくれたロングセラー記事ですので、得るものはあるかも?しれません。
2点目の理由は「ブログ記事のリサイクルをしたかったため」
冒頭で少しお話しましたが、この本のもととなったブログ記事は9年前のもの。こうなると、ネット上では死んだ記事も同然です。
実際、この記事を載せていたブログの月間アクセス数は、すでに毎月300を割っていました。
ただ、これらのブログ記事を改めてKindle本化し、リサイクルすることで、もし多少なりとも収益化をできるのであれば、ブロガーの新しい未来を示せるのでは?とも考えました。
つまり、ブログの資産化です。
ブログは資産=保存してリサイクル化する
ブログはGoogleのアプデや、経年劣化によって、更新しなければ資産価値がどんどんと落ちていきます。
一時期は7桁を稼ぎだしてくれたこの記事たちも、今や月間1円も生み出しません。
そのため、一時期は「ブログはストック収入になる資産だ!」と声高に叫ぶアルファブロガー(死語?)がいましたが、今はひっそりと息をひそめています。
ただ、もし今回の本が改めてバズる…とはいかなくても、毎月数百円~数千円を生み出してくれるようになれば、「ブログの資産化」にも光明が見えてくるのではないでしょうか?
もし、ブログで収益化→アプデ被弾したらKindle化してリサイクル→Kindle収益化を元手に、あるいはKindle本がストック収益を産んでいる間にブログ記事を量産といったサイクルが作れるとしたら?
今まで、「アフィリエイトで暮らすなら、一気に月数百万円稼ぎださないと厳しい」と言われてきたこの業界で、"大きな収益化はできなくとも細々と生きていく"という選択肢が生まれるかもしれません。
まあ、分かりませんけどね!
いろいろ理由はつけましたが…
ただ、いろいろ理由はつけましたが、やっぱり一番大きな理由は、せっかく昔気合を入れて、文字通り人生をかけて書いたブログ記事。
また形を変えて誰かに読んでほしいという思いが一番強いです。
収益化とか小難しいことを考えず、Kindle化することで、また誰かに読んでいただければ、そして誰か1人でも楽しんでいただければ嬉しいなと思います。
本当に中身のない本ですが、よかったらお手にとってやってください。