『カエルの楽園』(百田尚樹 新潮社)に赤字を入れてみた その1
P3冒頭「ソクラテスが生まれ育った国を追われ、長い旅に出たのははるか昔のことでした。自分でもそれがいつだったか思い出せないくらい遠い昔です。」
寓話的始まりで、この物語がどのようなテイストの話なのか、読者としてどのように読めばいいのかが分かる始まりとなっていて、非常に親切だと思う。ただし、読み進めていくとわかるが、「はるか昔」というほどではないのでは?
P5 「ソクラテスは長老の言葉に納得できませんでした。」
動作で表現したほうがいいのでは? ただし、この物語は終始この