バチェロレッテ3
バチェロレッテ3観ました。
まず、出演者の皆様には本当にありがとうございます。と、これだけはお伝えしたい。
ひとつ注意点があり、アフターの最後まで観ないと結末はわからない。
そして、観終わってこんな寂しい番組ある?
ちなみに名残惜しいの意味ではない。
出演してくださった方は、ありのままで良い。媚びなくて良い。それこそリアルというお言葉もその通りと思うし、それはそれ。
だがしかし。
残念ながら私はそれを求めていなかったと、思う。これも私だけの意見かもしれない。
バチェロレッテの競技ルール、指針、目的が、今回ご参加いただいた皆様に伝わっていたのだろうか。
バチェロレッテの大体のイメージとして高嶺の花を取りに行くビーチフラッグというもの。
だがしかし、今回ビーチフラッグ感がない。
何か違うスポーツを見せられた気持ちでモヤモヤしております。
なぜか。
①参加者の男性にとって秒で走りたくなるほどあまり魅力的に映らなかった
これは亜樹さんが魅力的ではないということではない。あくまでも参加者の男性に刺さらなかっただけ。
全体的なアジアンビューティーさが強調されていて、お衣装もお綺麗だったが。
…なんか見慣れない。イモトアヤコまでとは言わないけど、まゆげが太い。色も抜いてない。
映る姿が10歳くらい年上に見える。(海外では普通なんだと思う。個人的な意見です。)
1点申し上げたいが、まゆげ太くても、ゆるいウェーブヘアの時もおありのようでそれはとても綺麗だった。
あと、バチェロレッテ3のはじめに公開された薄いピンクのリップとバラを渡しているお写真は、とても可愛らしかった。
見慣れないもの見せられて、強くて自立した私、どやっ!!(って言ってないけど)と、言われても、見慣れるまで時間がかかる。
ただ、重要なのは、見た目の話ではない。
同じ見た目でも、高嶺の花感にさせる人とそうでない人がおり。前者は何て言うか聞き上手なんだと思う。
出会いのカクテルパーティーで、好きなタイプを聞かれても言わないとしたのなら、相手の事を聞いたら良いのではと、思った。
マヌカハニーあーんも、牛も屈辱的なことをされるくらいの拒否りよう。あれは、嫌なことはしないというきっぱりした、強い姿勢が伝わった。
バチェロレッテの意に添わないことはしてはならないという大原則ではあるが、色々考えて準備したことを拒絶したという面もある。
ATフィールド並みの強固なパーソナルスペースが強すぎて仲良くなれる気持ちが折れそう、私も大して動物が好きではないし、触りたくない気持ちももちろん分かる。でも、牛が暴れたら小川さんのせいにできるし、除菌シートで手を拭くとか、手を洗うくらいはAmazonも許してくれるのでは。この先も色々なことを拒否され続けるのだろうかと、思ってしまう。
単なる素敵なお相手ではなく、ソウルメイトを見つけたいと言っておられました。
何て言うか、ソウルメイトという言葉に胡散臭さを感じる。(個人の意見です)ソウルメイトという単語の定義の話す場面がない。
一体彼女にとってソウルメイトとはどういう人なのか。
理論的そうなのに、ソウルメイトっていう単語を出す若干の地雷臭を感じる(個人の偏った意見です)
坂口さんの登場時も体調悪いところはないですか?に「ありません。元気です」
クッシーの登場時も緊張してますか
「緊張してません」
と。
これは、隙が無さすぎて苦笑いせずには、いられない。
鬱陶しいと思われるかもしれないけど「どう診断されますか?どう見えますか?」と聞いてあげたら良いのに😭
英語も当たり前のようにお上手だった。(突然話し出したときはビックリした)
英語の時ははっきり話して、日本語はゆっくりと話すと仰ってました。
なんか、正直な感想は「同時通訳の日本語みたい」な話し方でした。(それ以上でもそれ以下でもないただの感想)
聞きなれない話し方に気を取られてしまう。
家族面談の回で亜樹さんのお母様が(謙遜だとは思うが)アメリカに行ってから向こうの考え方になり、我が強い。的な話をされておられたが、なんとなく、そこに親子の色々もあったのかなと考えてしまった。
初めてのカクテルパーティー前の「出会いがパフォーマンスに終始していた」コメントも、そりゃそうだろ。そういう競技だよ。
少なくとも、初めてのカクテルパーティーの直前バチェロレッテを、迎えるときは、まだ、みんなビーチフラッグというバチェロレッテ(バラ)に気持ちが向かっていたと思う。
見た目でいち早くファーストインプレッションローズを渡したのが、
全話通して一番の名シーンだったのではと思う。
②バチェロレッテと、残った人のIQが高すぎて彼らの中で恋愛的な感情重要視されない。
彼らにはそれ以外やるべき事がたくさんある人生だったと思う。
集中できる環境であるとはいえ、ものすごく考えたり、エビデンスを求めて確信を得てから行動したい人、不正確な事を言いたくない、行動したくない人の集まり。
すごく乱暴な事を言うと、地元でヤンキーが若いうちから、結婚して子育てしてるのと逆。
従来競技の恋愛が急速に進行する様を期待していた者からすると、
旅行楽しそうですね。
と、思った。(それ以上でもそれ以下でもない。)
③そもそも運営の人選ミス、新しい枠組みの必要性
そもそもこの競技に向いてない人を選んでしまった。
バチェロレッテも残してしまった。
運営としては新しいバチェロレッテ像を世に広めたかったのだと思う。
新しい試みは素晴らしい。
が。
この枠組みの中では、魅力や面白さが、十分に出きらない。
従来の競技を期待していた私からすると
思ってたんと違う(´・c_・`)
と、なった。
砲丸投げに50キロ競歩の選手を連れてきてしまった感じ。
自己開示をあまりしなくて、自分のやりたくないことはしない、協力してくれない、衣装や振るまいなど空気を読んでくれない人にしか見えなかった。
分かる人だけが好きでいてくれれば良いという考えは、真っ当だけど、他人からは受け入れられにくい面もある。
すごく余計なお世話だが、ノブロックTVの、○○キングダム、打線、ランキングを、みてほしい。あれが面白いのは多様性と、意外性。
あまり知らない芸人さんの面白エピソードが、色々な切り口から聞けるのが楽しいのだ。(そもそもみないと思うが)
あれは、下位打線や歩であっても、役割があることが分かる。(全然歩とか下位打線で選んでない人もいる)
でも、そもそもソウルメイトを探しに来てる人に多様性はいらないのかもしれない。
この番組に期待するのはバチェロレッテ(バチェラーも)、参加者も人間的な魅力があって、双方を応援したくなったり、みんな魅力的だけど誰が選ばれるかドキドキしたりするもの。
いつも自分が一番でいたい、特別と言われる事が大好きで、私のやることはすべて正しくて、普通は嫌で、近づかれるのはタイプの人しか嫌、やりたくないことはしたくない、あんまし深く確認しないまま話を進めるというバチェロレッテ(に見えた)と、参加者の方々のやり取りを観てると、正直参加者にも、あれれ?と思う場面もあったが、もっと優しくしてくれよ、と、こちらが心が折れそうになった。
双方向のやり取りは、私にはあんまり魅力的に映らなかった。
客観的、理性的には魅力がたくさんあるけど、感情的な魅力を感じなかった。お互いの良いところを引き出す関わりの記憶が薄い。
運営がどのくらい口出ししていたのか、バチェロレッテのご意向がどうだったのかは、わからない。台本などないからこそだったのかもしれない。
私が考えるバチェロレッテと、参加者が輝く枠組みは番組ではなかったもかもしれない。
枠組み変えないなら、チェンジャック氏から競技説明と、役所が大好きな好事例の横展開(亜樹さんは元官僚)のプレゼンをしてもらえば良かったのに。
参加者全員ハイスペックなので目標、目的(ゴール)、成功する要素が共有できれば後はしっかり自分なりに解釈して、存分に活躍してくれたのではないか。
この番組は双方向の恋愛や家族のハートウォーミングなやり取りか、手練れの駆け引きがみたいのであって、あれも嫌、これも嫌は別に見たくない。
また、コミュニケーションの伸び代がある方をみる番組ではない。
オリンピックが観たいのであって、市の大会を観たいのではない。
でも、スペックと恋愛の手練れ感は、往々にして兼ね備えるのは難しいし、スキャンダルの危険性の方が高い…出てくれる人いなくなるよね…。
ただ、1個だけ言いたいのは、バチェロレッテが望めばカクテルパーティー延長可能という新たな活路を見いだした功績は、今後も将来に受け継がれる偉大なものである。
あと、何回でも言うが、皆さん参加してくださりありがとうございます。
あと、これだけはお伝えしたいが、私は編集された、切り取りしかみてないので、実際に話したら、とても魅力的に思うのだと思う。