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「現在」について考えてみる 

今回は独り言のように。。

「現在」ってなんでしょうか?
この瞬間?前後1時間?それとも今日一日?

「現在」を定義するには必ず時間という概念が必要なのでしょうか?
そうでなくとも過去と未来(一般的な分類)との境界線はどこでしょう。
そしてその過去と未来もどのように知覚するものなのでしょうか。

過去を過去たらしめるにはおそらく、記憶が必要でしょう。特定の出来事に想いを馳せたり、後悔をしたり、そこには時間概念以外の要素も必要でしょう。

未来の場合は記憶にはないので、経験から導かれる予測や、暦による可視化、直近のものであれば約束などの予定でしょうか。

私の強く抱く疑問は、もし人類に『言葉』という道具がない時、正しく時間を認識できるのか?(この場合の正しいとは現在の時間の概念)です。

言葉が存在しなければ、あらゆる行動を指し示す単語が必要ないですから、始まりも終わりもないわけです。
それに歳を取っていても、それを測る基準もないので、体感はできても、年数などを数えその数の大きさで認識し、程度を測ることもできません。
数の認知に関しては以前「数の発明」を読みましたので、こちらがオススメです。

少し哲学的な問いである「現在」に関しては、言語の本質や言語の持つ性質も解き明かしていきたいと感じさせてくれるものです。
凡庸な答えになってしまいますが、さらに思考を繰り返してより理解を深めていきたいとおもいました。

読んでいただきありがとうございます。

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