人間50年
人間50年と言いますが、昔はその50年が寿命としての目標だったのかもしれませんね
でも大切なのはその先で、50年生きて折り返しの人生を迎えた人の心がけだったのではないかと思うのです
50年経てば盛りも過ぎてあとは衰えていく、また友達もぼちぼちいなくなっていく頃合いかと思います
そんな境遇でも衰えていったり、できなくなっていく事を楽しんでいこうというのが侘び寂びだと思っています
侘び寂びは外国の人や若い人にとってはsimplisityのように捉えている方も多いと思いますが、実際に50を過ぎてみると老いや衰えを丸ごと自分の人生として楽しみまくろう!そんなふうに思うのです
昔はこんなこと簡単にできたんだけど
最近では体がついていかなくって
みんな普通に思ったり感じたりする事ですよね
それでも、あ〜あ、こんなこともできなくなっちゃったか
とか、若い人はいいな〜なんて思っちゃったり
最近だんだんとすぐに思い出せないことが多くって
なんて、いろいろありますけれど
そんなこともまとめて笑い飛ばしちゃうような
それも含めて楽しんじゃおうって
そんな体で、そんな頭で、何ができるのかなって考えて、その時にできることを楽しむ
それがまさしく侘び寂びだと思うのです
それは長く生きれば皆必ず通る道
そこを逃れようととするんじゃなくって
ありのままを楽しんじゃう
これが素敵な老いを生きていくことなんじゃないかなって最近思います
まとまりがないようですが
徒然に綴ってみました
2024年1月5日