[Q.O.L.COFFEE] Rwanda Dukundekawa Musasa Mbilima Lot 12/04
(過去のブログ記事を移植しています)
2020.05.01
今日ご紹介するコーヒーは名古屋のQ.O.L.COFFEEさんのルワンダです。
最近始めた豆の紹介ですが、自分の勉強のためにもなっております。というのは、地域や農園を調べる際に地図を開き位置を確認しますし、そもそもその単語が地域の名前なのか農園の名前なのか、単一農園なのか団体なのか、もしくはそれとは別のものなのかを個人的に調べるのは結構大変で、豆の卸業者さんとかと仲良くならないとなぁと感じている今日この頃です。
COFFEE BEAN INFORMATION コーヒー豆の情報
COUNTRY:Rwanda
生産国:ルワンダ
REGION: Mbilima, Musasa, Gakenke
地域:ガカンケ県マササ地区(ムササ地区)
FARM: Dukunde Kawa/Mbilima Washing Station
農園:デュクンダカワ協同組合 ムビリマ精製工場
VARIETY:Bourbon
品種:ブルボン
PROSESS: Fully Washed
生産処理: フリーウォッシュド
ALTITUDE:1800-2200m
標高:1800-2200m
ROASTER: Q.O.L.COFFEE
ロースター:Q.O.L.COFFEE
ROAST: MEDIUM
焙煎度合:浅煎り
FLAVOR: Cabos, Orange, Cherry, Tea like, COMPLEX
フレーバー:カボス、オレンジ、チェリー、お茶のような、複雑
国の輸出売上高第一位がコーヒーであるルワンダ、その北西部にあるこのは土地標高が2200mと非常に高く、高品質な豆が収穫できるようです。Dukundakawa(キニャルワンダ語で”コーヒーを愛そう”とか”コーヒーが大好き”という意味の名をつけられた組合。Musasaは”ベッドを作る場所”、つまりアフリカンベッド(コーヒーの実の選別や発酵に使われる)を意味しており、生産者だけでなく地域全体にとってコーヒーの地位が高いことがわかります。徹底した品質管理がされており、この協会から何度もCOE受賞豆が排出されています。
またその高い管理体制は国際的にも認められており、FTO (Fair Trade Organic/フェアートレード・オルガニック)、 RA(Rain Forest/レインフォレストアライアンス認証)、
UTZ(Largest Sustainability program in the world in Coffee/コーヒーにおける世界最大の持続可能プログラム)という認証を得ています。
Dukundakawa組合の女性労働者の割合は20%程度で、そのうちIWCA(International Women’s Coffee Alliance/コーヒー生産に携わる女性の地位の向上支援団体)とかも取得していくかもしれませんね。
レシピと感想
はじめにカボスの味がしっかりときます。しっかりって言うのは、香りもさることながら旨みがどーんとくる感じ。この辺がベルガモットやグレープフルーツとは違うところかなと思います。Tea Likeとありますが、紅茶ではなく烏龍茶などの中国茶っぽい感じが強いです。そのため若干エキゾチックな感じもありますし、アフターは残るのにさっぱりした感じもあります。
レシピ
メッシュ:ナイスカットミル #3.5
ドリッパー:HARIO V60
豆量:12g
湯量:200ml
1投目(蒸らし)25g/30秒:2投目50g/30秒:3投目:50g/30秒:4投目:50g/30秒
湯温:93度
抽出時間: 2:00
ポイント:QOLさんの豆は浅煎りでもこのグラム数で味がしっかり出るなぁという印象です。僕は蒸らしの際、粉全体にお湯が当たるようにドリッパーを少しゆすります。味が弱く感じる場合は挽き目を細かくするとえぐみを感じるかもしれませんので、豆量を0.5gくらい増やした方がいいかもしれません。
ではまた:-)