lilNDMFMeshSimplifierを使ったポリゴン数削減

この記事は
アバターよくわからん人向けのアバター軽量化最適化のススメ」の記事の一項目になります。

ただこの記事はこの辺の技術に詳しい人以外に需要があると思えず
基本的に出番が無いと思う記事です。

3Dモデルのポリゴン数を削って軽量化し風景オブジェクトを距離に応じて
荒い簡易表示から細かい詳細表示に切り替えると言う
描画の軽量化手法があります。

少し前までMantis LOD Editor - Professional Editionと言う
有料アセットを使うのが主流だったのですが
lilNDMFMeshSimplifierと言う
無料のスキンメッシュのポリゴン数削減ツールが出たので
これでアバターのポリゴン数を削減します。

ポリゴン数を削ると3Dモデルが荒くなるので注意です。

またAOベイクしているメッシュは
作者が想定したテクスチャ配置と異なるので
想定外の見え方になる事も注意です。

やり方
削減したいオブジェクトのインスペクターに
コンポーネントの追加で検索にsimplと入れると
lilNDMFMeshSimplifierが候補に出るので追加します。

simpleじゃなくてsimplでeまでは打ち込まない。

トレンチコートでポリゴン数削減を行いましたが
このトレンチコートはAOベイクしてあるので
上に書いたとおり影が広がり袖が汚れて見えてしまっています。

後は品質の0.5の数字を変更して
見た目を維持しつつ目的のポリゴン数に減らします。
この作業は個人の主観で最適値がかわるので
作業後の数値と画像は貼りません。

コンポーネントのチェックボックスの方は詳しい人はお好みで

全ての服に品質0.5で着けた結果10万5千位まで減りました。

ポリゴン数が13万を超えるアバターを雑にQuest対応させる場合には
AOベイクのデータも反映しにくいのでありだと思います。

VRCQuestToolsでQuest対応した外見


親記事リンク
よくわからん人向けのアバター軽量化最適化のススメ


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