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ストレス0の雑談③

■プレゼント

私と嫁はよく雑談をします。
でもその反面、よくケンカもします。
どうしてケンカになるのかというと
自分のことを話したいあまりに
相手の話をさえぎって話してしまうから。

やっぱり誰だって、自分の話を聞いてほしい。
聞いてくれる相手が好きな人ならなおさらです。

自分の話を満足いくまで語り倒すことって
ものすごく気持ちがいいことです。

しかし、その先の楽しさがあることに
とうとう気付いてしまいました。

それが『相手の話を聞く』楽しさです。

相手の話を聞くっていうのは、言ってみれば
相手にプレゼントを渡すのと同じです。
「相手に気持ちよく話してもらう」という
プレゼントを贈ることと同じなんです。

で、いかに相手を喜ばせるかっていったら
相手のことを知らなくてはいけません。

・相手は何を話したいのか
・相手が喜ぶポイントはどこか
・相手が悲しむポイントはどこか

これを知るためには相手に関心を持つこと。
相手の心にフォーカスしないと分かりません。

そのために何回も、何十回も雑談をします。
何度も何度も雑談を重ねるうちに
(あれ、これで喜んでくれるんだ)
と『相手のツボ』のようなものが掴めてきます。

それはとっても儚げな感覚で、気を抜くと
掴みかけた指先からスルスルと抜け落ちますが
しっかりとキャッチできたときにかならず
相手の喜びにつながってくれます。

相手に関心を持って話を聞くことができると
相手が大変喜んでくれます。
プレゼントが見事に“刺さった”瞬間です。

今日も私は嫁にプレゼントを贈るべく
雑談を楽しみます。
つい調子に乗っていまだにケンカは絶えませんが。


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