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常識を覆す、接客。

僕には大好きな本がある。

「常識のない喫茶店」僕のマリ著

だ。この本は偶然見つけた本。
その場で読んでゲラゲラ笑ったことがある。
今さっき読んだ時も笑いそうになった。

どんな本かと言うと、
当たり前だと思っている接客を180度狂わす本。


僕はこの本に書いてあるようなお店にしたい!とまで思っています。

「お客さまと喧嘩してもいい」というルールがあったり、「お客様が店を選ぶのと同時に、店側もお客様を選べる」と書いてある。

時に理不尽な客がいる。お好み焼き屋ではクレーマーなんて来たことはないけれど、以前働いていたホテルではクソ理不尽な客が何度も来た。

自分達に非があるのならば、ごめんなさい。申し訳ありませんでした。年素直に謝れば良いのだけれど、自分達が全く悪くもないのに、平然と怒鳴り散らかす人もいる。

そういえば、お好み焼き屋でもヤバいやつは来たことがある。23枚という超大物の電話注文をしてくれた方がいて、その方は12:15分に取りにくる。と言った。ちゃんとその時にメモまでしていたのに、当日は11:30に来て(10枚も焼けてない)

「まだできとらんのんか!おたくらが間違っとるんじゃ!12:15までには絶対やけよ!」と怒鳴ってきた。むかついた。2度と来んなとさえ思った。

一般のお客さんの注文もさばきながら、なんとか12:15分に焼き上げてお渡ししたのだけれど、マジでヤバいやつだった。


先日、店長がその人と偶然出会したらしく、その時も「おれが23枚頼んでやった。お宅は時間を間違えた」と言ってきたらしい。

マジで2度と来んな。そんな奴の17,000の売り上げは要らん。と言いたい。欲しいけどね✨


働いていてよかったな。と思えるお客様もたくさんくるので、接客業はとても楽しい。

今日は2人で1枚食べたい!というお婆様2人が来て、1人はもやしいらない。1人はもやし食べたい。と言っていて、注文時はもやし抜きでうけた。

僕はどうしても、もう1人のもやし食べたい。が忘れられなくて、店長にお願いして、半月のお好み焼きを2枚作って、片方にもやし入れてあげてください。と言いました。


いざ、机に持っていくと喜んでもらえた。それだけでああ、この仕事をやっていてよかったな。と思える。僕が好きなのはこういうこと。ちょっとだけ幸せお裾分け〜ってのができると僕自身楽しいし、幸せになれる。

金を払えば、客は何を言っても良いと思っている人もいるし、何時でも無愛想な人もいる。

色んな人がいるけれど、僕のマイルールは仕事場と一緒に働く人を傷つける人は客でもない。2度と来んな。だ。

そしてそれを言えるように、そのお店が開店してから閉めるまでずっと幸せな空間であるように心がけたい。


あと個人的に、ヤンキー気質な方。オラオラ系。そういう人は苦手だし話したくないのであまり来てほしくない。笑

強面の人は優しいのでおっけい。ではまた。


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