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危機的状況でもなんとかなりました。

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やっと船を降りました。やっとという言い方をしたということはあまり船に満足していないってことでしょ?と思うでしょう。はい。そうです。

クルーズ船と聞くとみなさんがイメージするのは、プールがあってカジノがあってバーがあって皆がはしゃいでいる。のんびりとした時間を過ごせる。それがクルーズ船だとお思いかもしれませんが、僕が乗った船はいわゆる移動船。

トロムソという北極圏にある街からベルゲンというノルウェー第2の都市までのクルーズです。まあなんということでしょ、揺れる揺れる。船が思いっきり揺れるのです。どのくらい揺れるかと言いますと、レストランで食事中に机の上のグラスが落ちて割れるくらいです笑

ご飯なんか食べてる場合じゃないんです。水をゴクッて飲んだら最後。酔います。船酔い攻略法はベッドに横になること。頭を上に向けることです。これほんと。


食事は7食ついていましたし、部屋にはトイレと風呂もあります。お金を払えば酒も飲めます。でもなんだか満足いきませんでした。


その理由は何だろって思ったらやっぱり、使えるお金がなかったからだと思うんです。いやお金を使わなくても楽しめたとは思うのですが、1人になるとお金を使わないと楽しめない時ってあるんです。


僕は船に乗っている間、現金もなし、クレカも使えない。という機器的状況だったのですが、ワインを2杯飲んだり使えないSIMカードを買ったり波乱万丈です。でも大丈夫でした。


おっとワインを頼んじゃった。後残りはいくらだっけ。150クローネ。ワインはなんと119クローネ。危なすぎる〜セーフ〜みたいなことがあります笑


人生ってうまい具合にできていますよね。僕は船を降りてからは携帯も使えない、現金もない、クレジットカードも使えない最低最悪な。いやとてもハラハラドキドキできる経験。と言っておきましょうか。

をしてきました。流石に地図を数枚スクショしておかないとまずいなと思っていたので、お金の両替所と携帯会社はスクショ。船の降り場からの何となくの道を頭に叩き込みました。しかしどうでしょう、船を降りる直前に最後にマップを開いておこうと見てみたら、まさかの船が着く場所が違っていたんです。左右逆の場所でした。

でも降りるしかなかったので、方向音痴ではない能力を使いながら、勘で進みました。多分こっちだろうなって。危ないです。本当は人に聞きながら進むべきです。でも僕はズンズンと進みました。でも本当にやばくなって道ゆく人に声をかけて聞きました。hello.where I here?って文法ぐちゃぐちゃですよね。あ、最近気づいたのですがやはり日本人は謝ってしまうようです。僕もすsorryって言っちゃいます。でもおそらく相手は謝ってほしくなんかないのでちょっと嫌な顔しますよ。本当に悪い時だけ謝りましょう。

んで、たまたま話しかけた人はノルウェー語ゴリゴリで話してくれたのですが、なんとか会話できました。トーキョー?ヒロシム?って。そしてとても優しく道を教えてくれました。というか僕が聞いたその場所が目的地付近だったんですよね。運が良いこと。あ、ここだよ!って教えてくれました。

そして無事お金をゲットして、携帯会社でSIMカードを新しく手に入れました。今現在はノルウェーのオスロで元気に過ごしています。

3月に入ったからか、クレジットカードが10万円ほど利用可能になっていました。嬉しいですね。

現在はオスロに着いて、電車のチケットをクレジットカードでしっかり決済してホテルに向かっています。今日も生き抜きました😁

ではまた。

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