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僕が目指すお店とは

僕が目指すお店。

カップをお客さんの利き手に合わせて置けるようなお店。珈琲のおいしさはもちろんだけど、それは美味いに決まってる。じゃないと珈琲屋じゃない。でもできるのはその先だと思っていて、どんなにうまい珈琲が出るお店だろうとサービスがなってなかったら、多分お客さんは来ない。

例えば僕が今日思ったのは、利き手に合わせてカップの持ち手を左右変えて出せたら最強だなと思った。

実際お客さんの利き手なんてわからない。
きかなければ分からないようなものだ。それでもなんとか探す。店に入ってくる時にどちらの手でドアノブを開けたか。携帯はどちらで触っているか。椅子はどちらの手で下げた?見るところはちゃんとある。

珈琲をドリップしている間は、それに集中したい。レジが並んでいたら、他の人にお任せするし、1人だったら待ってもらう。それでも周りに全集中して、どんなお客様がどこに座り、何を飲んでいて、飲み終わっていて、お冷やは足りているのか。全て見る。

サービスっていうのは、とても難しいものだけど、わかるととっても楽しいものだ。スーパーの接客とホテルの接客は全然違うけど多分一緒。

丁寧さや言葉遣いが違うのは当たり前。それは働いているその場所に適しているのがある。それはサービスなんかじゃない。そこではなくて、写真を自撮りしているようなカップルがいたら、お撮りしましょうか?何かを探しているようなお客さんには何かお探しですか?これだ。これが真のサービスだと思ってる。当たり前のようなサービスは全員ができないといけないけど、真のサービスは鍛えなきゃいけない。

僕自身、いろんな接客の形をして、まだまだサービスについては学び続けなければいけない。珈琲を淹れながら、レジを打ち、耳元でテイクアウトの電話を受けているようじゃ話にならないだろう。すごいけど真ではない。笑


さあ、数年後。

僕は珈琲屋をやる。

焙煎もやり、ドリップもやり、接客もやる。どれもこれも大変なことだけれどそれは全て120%でやるべきことだ。ぬくところはぬく。徹底的にサボる。だが、やるところは全力疾走。最強のサービスで。これは気合いだ。もうそれしかない。珈琲はもちろん美味い。それ以上にここにたま来たい。そう思ってもらえるような店にします。

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