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価格について

真面目に価格について考えてみます。最近カカオ豆からチョコレートを作ったのですがめちゃくちゃ大変でした。本当に手間がかかるしちゃんと味を作り上げるには何年もいるんだろうなあって感じた。チョコ屋さん大変だろうなって。とあるチョコレートは1枚700円くらいするんですけど、中々手が出ないじゃないですか。700円のチョコレートって。でもこうして自分で作ってみたらその価格は当然の価格だし、多分僕ら消費者側にもちょうど良い価格設定なんだと思ったわけです。

安ければ良いという考えで消費する側は考えてしまいがちですが、安ければ安い分、売る側は本当に嬉しいのかどうか?を考えたらたぶんちょっと厳しいですよ。お好み焼屋で働いて1枚がいくらだとか、原価とか知ったらやっぱりちゃんとした値段で売らないといけないなと思うわけです。


それは珈琲でも同じなんだよなきっと。1杯200円で出せたらお互い嬉しいけど嬉しくないですよ。値段に何も乗ってない。美味しかったとしても200円の珈琲なんだよ。僕の利益数円。生きていくためのお金を稼いでいるはずなのにその珈琲を飲んでもらうのは申し訳ない。売る側が申し訳ないと思うのもおかしいけど、消費者側からしても200円で珈琲だして生きていけるんですか?となるはずなんですよ。世間でそうなってもらわないと困る。


原価計算したら1杯100円以下なんですよ実は。単純に3倍して生活費乗っけたら大体この辺かなって。売って嬉しい値段で売りたいですよね。1杯200円で売れても嬉しくないんですよ。自分でその時のノリで200円にするのは結構面白いですけど。それじゃあないんならちゃんと価格設定も大事ですね。もっとお店のことを常々考えていこうと思います。

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