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7/28 ゆったり日曜日

日曜日だけど、とてもゆったりとした時間を過ごしているところです。ぼーっとしていたらふとおもうことがあります。

先ほどは「夢を見ている時間と現実の時間の長さは同じなのかどうか」

実はものすごい早送りで夢を見ていて、他の時間は夢を見ない時間。ということなのだろうか。でもそれだとあまりにも夢を見る時間が長い。たしか夢を見る時間は眠りが浅い時だった気がする。昔から誰かがトイレに行く音で目が覚めるくらい眠りが浅い。だから夢を見る時間もすごく長い。しかも最近は悪夢が多い。ホラー系か車ごと川に沈む夢とかね。なんかそんなのばかりだ。

空想できる夢はたくさんあるし、それがいつか実現できたら面白いなとも思う。もし空想した夢がめちゃくちゃ早送りだとしたら、現実世界では10年の時がかかるかもしれない。と思えば長い目でなんとか頑張れる気もする。


昨夜は久しぶりに真隣の居酒屋に行こうかなーと思いながら19時まで営業していた。閉店間際に居酒屋で食べていたうちの常連さんでもある3才の子が来てくれて、話しているうちにおなじテーブルで飲むことになった。ありがたい。このようにお客さんと一緒にご飯を食べるなんてことは全く思ってもみなかったことなので、とても嬉しい。僕が以前住んでいた場所は田舎だったため、コミュニティが狭かった。歩けば知り合いに会う感じ。流石に東雲本町は広島市だし結構都会でサラッとしてんのかなとか思っていたけど、まさかこんなことになるなんて。さらに居酒屋にいた別の組のお客さんもうちに来てくれるご家族で、また何が起こったかそのままその方のお家に上がり込み、ビールを飲むということをした。いやあ本当に何がどうなっているのか。助けられてばかりだ。全然親でもないけど、その子達が小学生になるまで、すくすくと大きくなっていくのを楽しみに、ここ東雲本町でお店を頑張るのもいいかもなと思えた。思わせてくれた。

たまにうちは珈琲屋なのか?と思うことがある。自分も知らぬうちに口からは「ここは託児所なんで!」と口走ることがある。何を言ってんだかと思われるかもしれないが、半分くらいは本気でそう言っている。子育てをされているご家族からいろいろと話を聞くことがあるけど、本当に大変そう。珈琲屋のお兄さんと遊んでくれている時間が実はゆっくりできたりする。そう言ってもらえた時には売り上げが伸びるよりも嬉しかった記憶がある。

昨日考えたのは、珈琲いいかげん主催の公園でみんなで手持ち花火大会。学校から真っ直ぐ珈琲いいかげんに来て、みんなで宿題をする会。次は僕の店の2階でみんなで2次会をやる。など全く珈琲屋として考えるべきことではないことばかりだ。だけどそれを考える方が何よりも楽しい。たとえ実現できなかったとしても、昨日の夜そう言えたことが嬉しい。今度子供達と公園でキャッチボールをする約束をしたので、その間はお店を休むことになる。そんなことをしていいのかどうかわからないけれど。まあ面白そうだしいいかと思っているところ。

長くなったけど、僕はこの2ヶ月なんのために店をやっているのかわからなかった。やりたかった珈琲屋を実現したはずなのに。好きなことをやれているはずなのに。だけど少しずつ珈琲いいかげんという箱が目の前にできてよかった。と言ってもらえるようになり、それだけが僕の原動力となる。そう言ってくれる方達のためにこのお店は続けていかなければならない。リーマン珈琲でいってらっしゃいと言うためだけに、朝起きなければならない。でもこれらは自分のためではなくお客様のために自分自身が楽しめることなので、続くように思う。少しずつやりたいことをやれている感じがして良い。この場所で何ができるか考えてやるのみだ。明日はお休み。湯来町へ行く。また。

美味しい珈琲をちゃんと売っていかないと、自分は生きていけないんだけどね。それもなんとかなるだろう。という軽い考えだけで生きている。

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