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満足する。

なぜ。もっと売らなければと思ってしまうのか。本当にそう思ってしまうことがあります。

今日はお好み焼き屋が忙しくて、昼から夕方までずっと焼き続けていました。売り上げが良いことは本当に気持ちが良いし、笑顔になれるし、ハッピーになれます。そりゃあ良いこと。

ただその売り上げではダメだ。もっともっと稼がなきゃと思っても身体が疲れるだけやないかなーって思ったりもします。

今日店長はまだ閉店時間でもないのに、「よし!夜の部終了!」と声に出して言っていました。「今日はたくさんお好み焼いたから満足です!2人ともありがとうね!」と言っています。

店長はその売り上げ以上焼くと、自分の身体がダメになってしまうのをわかっているだろうし、今日の売り上げが続けばそれでちゃんと利益が出て、みんなの給料も払えて、自分も利益があって、それでいて適度にちょうど良いのをまるで知っているかのよう。

もちろん、自営をやる人にとっては、どこまで売り上げを伸ばしていけるかが楽しい。楽しさである。と言う人もいます。そりゃたくさん稼げた方が自分達も長く休みをとって旅に出かけられるかもしれないし、好きな時に休めるはずです。

でも忙しくなれば良いというわけではないと思うんです。

よく、「忙しくしたいんですよね」って言う人がいますけど、忙しくなればなるほど自分達が働く上で疲れるだけじゃないかなーって。忙しくしたいじゃなくって、1日50000円くらいは売りたいんですよね〜って目標にすれば、そこを目指せてとても楽だと思うんですけど

僕がただ単に、頑張れないというか、店長と同じく、満足できる値がなんとなくあるからこそ、忙しくならなくてもいい。

そう思うのかもしれないけれど、どうせ働くなら、適度に働いてちゃんと生活できたらそれで良くないですか?というのが、私の考えでございます。

満足したらそこから上には上がれないってなるんですけど、上がらなくていいんですよ笑

だってそれで生活して食っていけるんだから。それで一緒に働いてくれる仲間たちにも給料が払え、みんなが楽しく死にたくならないような働き方ができる方がよっぽど楽しそうじゃないですか?

僕がずっと疑問に思っているのは、上層部の人になればなるほど、売り上げしか目になくて、働いてくれている仲間たちのことはコマのように扱うところ。

売り上げが伸びれば「褒める」
稼働が上がれば「褒める」

でも「いつも会社のために働いてくれてありがとう!調子はどう?忙しすぎたら言ってね!人補給するからね!」みたいな声かけが聞こえてきたことがないから、どうも嫌になっちゃうんですよね。

売り上げ伸ばすためにプラン考えてくださーい!イベント考えてくださーい!

じゃなくて、いま働く環境どんな感じ?仕事偏ってないかな?みんなで分担出来るようにできたらいいね!なんかあったらすぐヘルプ呼ぶからねとか。

僕が今働いているところも、施設の中だから、忙しくするためにイベント考えなさーい。夜の人少ないからなんとかしましょーって言う。

実際に夜忙しいかどうかは、働いている僕らだからこそわかるわけで、10組焼いたらだいぶ忙しいんですよ笑

テイクアウトもあるから、フードコートが満員になっていない=忙しくないって考えがまずやばくて。

だからやっぱやりにくいんですよね。

なので自分の店持って、
自分で楽な方向に進んでいけるように
なりたいって思います。


なんで満足しないのでしょうか。というか、やっぱ

皆で楽しんで働けば、
勝手に売り上げが伸びる。
将太郎


これが僕の働く軸になっているし、
これからもこれが軸です。ではまた。

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