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「個」との戦い。

「個」との戦い。

という謎のタイトルを思いついた。

今自分は完全にとは言い切れないが、1人で生活と仕事をやっている。そんな人はどこにでもいるだろうけど自分にとっては初めてのことばかりです。

朝起きて洗濯をして掃除をして仕事に取り掛かり飯を食べ風呂に入り寝る。これの繰り返しが今の僕の生活であり日常である。

お客さんが来れば話をするが、基本的に1人で過ごす時間が多いので(今までの人生こんなことはなかった)結構寂しい。この寂しさがなんなのかはさておき、1人で生きていく練習を今ようやくできている実感がある。

料理は基本しない。しないというよりレシピが何もない。知らないというのが本音なのかな。知っていたらもしかしたらできるかもしれない。ただわからないから何もやらないできない。調味料は塩と油と醤油しかない。胡椒とかもないし、、、卵は買うけど毎回腐る。使わないからね。

洗濯や掃除といった家事に関しては嫌ではなく、できればきれいに保ちたいため時間があれば毎日やっている。洗濯に関しては毎日回さなくてもいいのかな?と思うが1日貯めると全部ずれるので毎日夜に洗濯機を回しエアコンと扇風機で乾かしながら同じ部屋で僕は眠っている。勝手に一石二鳥と呼んでいる。掃除も店の床を掃いたりトイレを掃除して終わる。あとは玄関前に毎朝鳥のフンが落ちているのでそれを洗って取るくらいかな。でも嫌ではない。

あとはなんだろうか。こうしたゆっくりできる時間に何をしようかとずっと悩んでいるくらいか。読書、note、Netflix、なんでもできる。だから大丈夫だ。最初の2カ月くらいは結構さみしさがあった。誰かと一緒に寝るわけではないからおはようもおやすみもない。自分で朝起きて寝るしかない。でもまあ今はしゃーないか。というよりも今いろんなことができるようになった方が後々良さそうだなと思い、毎日の夜ご飯を食べたりしているうちに寂しさは少しずつだが減ったように思う。

個の戦いなど書いたが、実際は全然1人ではない。家族も週1で誰かが店までやってきてくれるし、僕は休みの日は親友に会いにBOOKMANに行ったりする。友人も知り合いもみんな店に来てくれるので毎日のように誰かに会えている。そして1番1人じゃないのはお客さまが来ること。色々な方と知り合うことができ珈琲を通してお話をする。美味しかったと、あなたの人柄が素敵だねと、そう言ってもらえるだけで今日も個人同士の対話があったよかったと。そう感じることができ始めている気がする。

ここであと何日、何年かかるのか。それは全くわからないけれど少しでも多くの方。いや多くなくてもいいか。少数の大きな方達と珈琲を片手に談笑する場所として根っこを少しずつ生やしていこうと思う。

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