ひとりでやるけどひとりでやらない
こんばんは。
珈琲と、エトセトラです。
2020年の3月に諸事情により働いていたお店を辞めて、これからどうしようかな、自分でお店を始めたいな、と思って、2020年の4月に開業しました(思い立ったが吉日タイプ)
「珈琲と、エトセトラ」という名前の、珈琲と、コーヒーにまつわるもの、コーヒーの傍らにあるとうれしくなるものなどを販売するお店(webストア)を、ひとりでやっています。
中学生の時に演劇を好きになり、演劇部が盛んだと言われていた高校に入学→演劇学科のある大学に進学(上京)し、OBの劇団などを手伝う日々を送るも、在学中に興味は演劇から写真へ。大学卒業後、就職せずにアルバイトで貯めたお金で写真の専門学校に行き(夜間の部に通い、昼間はアルバイトを掛け持ちとかしてた)、お金がなくなる&スタジオカメラマンになりたいわけでも、誰かに弟子入りしたいわけでも、何かのコンテストに応募して写真家になりたいわけでもないことに気がついて、一年で中退。その後アルバイトで生計を立てながら写真で元演劇学科の同級生の劇団に関わるようになり、依頼されてチラシのデザインなどもするようになって(独学でIllustrator使用)、そこから派生してwebページも独学でつくるようになり…といった人生を歩んできました。
自分がやりたいこと、つくりたいものに関してはそれを成し遂げたい気持ちがつよいので、おかげでいろんなことができるようになりました。写真とかデザインとかweb制作とか。本を読むのが好きで、文章を書くのも好きだし、美術が好きなので、色彩とか余白とかバランスとか空間の使いかたとかにも興味がある。
そういう「これまでの人生の中で(いちおう)身につけてきたもの」があるので、自分のお店を始めようと思ったときに、「いろんなことを自分でまかなえる」というのは、とても助けになったと思っています。
自分で写真を撮って、画像をつくることができて、ロゴやショップカードやPOPをつくったり、文章を書いたりすることができる。
イラストも、こんな感じでよければ、自分で描くこともできる。
できる、けど、でも、それだと「全部が」「わたし」だなぁ…(うーむ)と、思ったのでした。
全部自分でやる、っていうのは、「全部が自分の色になる」っていうことで。
なんだろ、これが、「ものをつくる作家としての活動」なら、それで良いしそのほうが良いのかもしれないのですが、わたしが「自分のお店でやりたいこと」とはちょっとちがっていて。
なんか、もっと、いろんないろやかたちがあったほうが、たのしいよな〜って。
自分ひとりでやるんじゃなくて、いろんなひとが関わってくれて、それが「珈琲と、エトセトラ」になっていくような。
いろんなひとのすてきなところ(魅力的な作品、美味しいお菓子etc…)そういうのが詰まったお店になったらいいな、って。
だから、「珈琲と、エトセトラ」のパッケージなどにつかうイラストは、自分が知っていて敬愛している、とてもすてきな作品をつくる、染・図案家のヤマザキナホコさんにお願いをしました。
https://zakiponn.wixsite.com/nahokoyamazaki
「珈琲と、エトセトラ」でやっていきたいことのイメージを伝えてつくっていただいたのですが、自分では絶対に描けない、想像もできなかったようなすてきなイラストをつくってくださって ^ ^
初めて見せてもらったときに、めちゃくちゃ興奮してテンションが上がりまくったのを覚えています笑(LINEで画像が送られてきて、わーーーー!!!!!!( ; ; )( ; ; )( ; ; )!!!!みたいな返事を返した)
そして、そもそもの、「珈琲と、エトセトラ」のだいじなだいじな要の「珈琲」は、オリジナルブレンドの味をつくったのはわたし、ですが、わたしが尊敬してやまない富山の自家焙煎コーヒー専門店エコーレさん(エコーレさんが焙煎するコーヒーは、ほんとうにどれも美味しくて間違いがない、と思っています)がセレクトして焙煎した豆を使っています。
他にも、「珈琲と、エトセトラ」にはいろんなかたやお店が関わってくださっていて。
そのことが、お店にひろがりと可能性を持たせてくださっていると思っています。
それと、もうひとつ。
全部自分でやらないこと、いろんなかたのお品物を扱わせていただくこと、で、そこに「仕事が生まれる」というのがあって。
「珈琲と、エトセトラ」はまだまだほんとにちいさなお店で、売上もあまりないし、お取り扱いしているお品物がじゃんじゃん売れて、関わってくださっている作家さんやお店さんに貢献できる、というようになるにはまだまだ遠いのですが…
店主の気持ちとしては、今後、関わってくださっている方々にすこしでも貢献できたらいいな、、、って、めっちゃ思ってます…!(ほんとに、まだまだ遠いけど…)
あとは、こうやってお店のことを発信していくことで、お客さまや、わたしのまわりで応援してくれている方々が、そこに参加してたのしんでくれたら… ^ ^
いろんなひとが参加できて、たのしい気持ちになれるような、
そんなお店、「珈琲と、エトセトラ」で在りたいな、そんなお店になりたいな、って、思っています。