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慣れてきた仕事、イヤになったわけじゃなくて…

月曜と火曜はゆっくりと登っていく感じ
水曜日は山頂で
木曜日と金曜は下っていく

だから私は水曜がけっこう好きだった
でも、去年の暮れ
お正月休みに入るまえくらいから
なんだかおかしくて

お仕事していると気持ちがキツくなってくる
早く解放されたくてたまらなくなった
夕方16時過ぎからそんな感じになる
曜日でいうと水曜日
まだ水曜なの?!となる
水曜がキツい

なんでだろう
お仕事に感謝している
今の生活、今の暮らし、私を守ってくれるアパートに住めて、きちんと社会に向き合っていると証明してくれるお仕事

私の体質、私の持病、私の性格や今までしてきたお仕事も活かせる
変わらないはずなのに、私は我慢がキツくなっていた

でもそれは年末がくる
いつもと非日常だからかと思っていた
お正月休みに気分転換をしたら
また戻ると思ってがんばってみた

そうして、3日連続シーシャに行ったり
ピザを食べたりすきに過ごした

でもお正月が明けても
お仕事をしていると焦れていくのは変わらなかった

それで悩んだ
普通なら、キャリアップややりがいやサラリーアップで転職を考えるのも手なのかもしれない

でも私は、一つのところでがんばる、これを続けていくべきで、まだその時期だと思う

というのも、東京に住んでいるときは周りやメディアに踊らされて、変わらなくては、良くならなくては、という思いが強くて、逆に潰れてしまっていた
鬱の波を繰り返していた

今はそれを経験しているから、鬱の波がこないようにして、そうして働き、生活を続けていくことが大事なのだ

だから安易に、いやだから新しいこと、新天地はちょっと違うということは気がついていた

それと同時に自分がどうしたのかずっと考えて探っていた
それで、この状態は、変ではないと気づいた
あと3ヶ月ほどすると、今の仕事も3年目にはいる
新鮮さが薄れるのは普通のことだろう
仕事がちょっと億劫になるのも普通のことなのだと思う

例えば、お菓子を作るのが大好きな方が、念願かなってケーキ職人になったときに、初めは注文が入るケーキを作ることが嬉しくてたまらなかったとおもう

でも毎日同じようなことをしていたら、次第に、大好きだったケーキの焼ける良い香りも嗅ぎたくないときもあるだろうし、ケーキを作ることをほっぽりだしたくなることものは普通のことだと思う

それでも集中してクリームを搾り出し、装飾していくときは集中力が戻ったり楽しさもまた感じつつ、やっぱりイヤになってみたり、それでも毎日、同じ時間にお店を開けて、自分を律してがんばっていくのだ

わたしもただそういう時期が来ただけだ
そう思った
あとはフルリモートで、強迫性障害でお家から出づらい、出ない日常にどう変化、緩急、楽しみを見つけていくかということだと思った







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森絵 珈琲
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