歌って難しい。
僕は家で四六時中歌っている。
お風呂はさにあらず、テレビのCMに合わせて、ラジオのオンエアに合わせて、
CDに合わせてなどなど。最近知ったが外までマル聞こえらしい。
普段は元のボーカルに乗せて歌っているので気が付かないが時々インストに合わせて歌うと途端に音が外れる。元のボーカルがガイドボーカルになっているのだ。インストに乗せると音の高低やピッチなど気にしすぎるので喉が締まる。こんなに違うのかとビックリする。なので何も考えずに歌う方がスラスラ歌える。こういう変化が面白い。情景を思い浮かべたり起伏を意識したりすると逆に集中できなくて気持ち良く歌えない。同じ曲を二回続けて歌っても全く違う。面白い。
僕は素人だがプロの歌手の歌でもCDなどの音源ではなく生で聴くとプロの力が感じられて感動する。僕が今まで生で聴いて凄いなあと思ったのが華原朋美さんの「I'm proud」とCHAGE&ASKAさんの「太陽と埃の中で」だった。ミュージックフェアの何回記念だったか見に行った時に大物アーティストが多数出演していた中の二組。聖子ちゃんも出ていて「あなたに逢いたくて」を歌ったがこの時ばかりはこの二組に喰らってしまった。色々な大物が競演している中だからこそ凄さがよく分かった。
因みに僕はファルセットが使えない。競人をやっている時に一度声を潰してまったからだ。でもそもそも女性ボーカルを歌う時など小さい頃からずっと歌ってきたので地声で出せてしまう。とはいうものの僕は自分の地声の音域がわからない。出せてはいるけれど
ファルセットと地声の間なのか地声なのかわからない。でも最近は喉を壊さないように低い帯域で無理せず歌っている。
これまた因みにだけど歌う時に必ず右手でエアマイクを持って歌っている。
昔からだが自分でもつい笑ってしまう。