コンコース
今日は年末の支度をするために川崎へ。
買い物を済ませコンコースを歩いているとプロントの窓越しに「クラシックプリン」が見えた。
いつもは素通りするのに今日はなぜか無性に食べたくなりコーヒーと一緒に注文する。
丁度窓側の席が空いていたので腰を下ろす。
クラシックプリンは通常のプリンよりもさらに固めで程よい甘さ。
コーヒーの苦味に丁度いいバランス。
ホイップが緩かったのかちょっとデローンとしている。
ボーッと窓越しに道行く人を眺める。
この瞬間、結構好きだ。
昔からコンコースを行き交う人波を眺めているのが好きだ。
まるで車窓を流れる景色を見ているような感じになるのだろうか?
程よい人の流れが時間を緩やかにしてゆく。
見ていると色々な人がいるなぁと思う。
同じような人に見えてもフィルターを外してフラットに見ているとなんとなくその人となりが浮かんでくる。
ほんの数秒ほどの間に仄かに立ち昇っては歩き去っていく。
そこに見える景色が面白い。
心地良い時間につい長居してしまった。
さて帰るとするか。