雨の日模様
朝から雨模様の東京。
前線の停滞と台風の湿った空気で雨が降り風も北寄りで気温がグッと下がった。
雨の日の通りは色とりどりの傘の花が咲き眺めていても色々な傘があるものだなぁと思う。
リュックが濡れないように後ろが長い傘、チューリップを逆さにしたような最早それは筒では?というようなモノ、晴雨兼用のものなど。
傘ひとつ取っても個性があって面白い。
傘と言えばいつも思うことがある。
手放しで持てる傘は無いか?!
僕の友人で雨が降ったり日差しが強い日は船頭さんのような被り物で登場する人が居る。
あれは何で出来ているのだろうか?
調べたら「竹笠」というらしい。
傘ではなく笠。
僕は被れないが発想としては同じ事だと思う。
頭に装着して手ブラになるもの。
そう思ったが僕に関して言えば屋外で傘を差すのは苦ではない。
屋内に入ってからの手持ちが面倒。
しかも普通の傘は長いので余計に扱いに困る。
折り畳み傘がその点使い易いが面積が狭いので濡れやすい。
値段が張る折り畳み傘はその点をクリアしたモノがあるかも知れないがそこまでは拘りはない。
手持ちの面倒さもあってか見ていると傘そのものを持たない人も多い。
主に若い人達だ。
風邪を引かないかしらと心配になるがちょっと気になった。
今時の学生は自分のとこの子も含めて荷物がとても多い。
僕の時代はペッチャンコになった革鞄ひとつで通っていたので今の子達の荷物の多さは異常じゃないかと思うくらい重い。
出来るだけ荷物を少なくしたいと思いから傘を持たないのだろう。
それに青春真っ盛りと雨ってピッタシじゃん!と思うのは昭和世代?
でも見てると何だか浸っていますって感じに雨の中悠々と歩いている子もいる。
傘を差さないと言えばイギリスの人は傘を差さないと聞いたことがある。
風が強く傘を差せない。
降ってもすぐ止む。
傘よりレインコートやブーツを愛用する。
と言うことのようだ。
僕は実際現地に行ったことはないので聞いた限りの知識だが、なんとなく雨の日にかさを差さず屋内に入ってパパッと雫を払い、はい終わりっていう感じはとても格好いい。
先日、テレビの「名品再生」を見ていたらすごくレトロで格好いい傘をリペアしていた。
今度、傘のことも調べてみたら面白いかも知れない。