近くにあって意外に偉大なもの。
家の近所に「萩中公園」という大きな公園がある。
ここの駐車場は土日になると入庫待ちのクルマが列をなしている。
夏になると公園に併設されているプールが大盛況で入場待ちの列が公園に沿ってものすごい長さになる。
僕にとっては日常の景色。
しかしこの公園は都内でも意外に有名なレクレーションスポットのようだ。
晴海に住む従兄弟も時々遊びに来る。
「晴海のほうが沢山公園があるのじゃないの?」と聞くとわざわざ来るほどの知名度と価値があるのだそうだ。
たまに雑誌をパラパラめくっていると公園も時々見かけるし時期になればプール特集に載っていたりする。
「羽田神社」も都内では結構名前が知られている神社だ。
お祭りの季節になるとニュースで神輿が取り上げられるし、受験シーズンになると合格祈願の神社として受験生が訪れる。
そもそも当たり前に見えている羽田空港も国内では大きな施設である。
遠いところでは「安曇野」
中学生まで休みになると過ごしていた町も観光地としてはかなり有名なところ。
野山を駆け巡って遊び回っていたその郷も大人になるまでそこが観光地であることすら全く意識していなかった。
生活の中でごく当たり前にある物が実は他の地域の人にとってはとても価値のあるものだったりする。
とかく遠くのものにばかり目を惹かれがち。
しかし意外に近くにも沢山偉大なものがあったりする。
それに気が付く事も大切な事ではないかと思った次第である。