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雪のクリスマスとwinter song
ドリカムはあまり聴かない。
しかし「wintersong」は好きだ。
たしか「巡り逢えたら」という映画を観に行った時、本編前に何故かこの「wintersong」のPVが流れた。
映画館の音響もあってかすごく印象に残った。
この曲、そもそも1990年発売の「サンタと天使が笑う夜」のカップリングで収録されていた「雪のクリスマス」の英語バージョンだ。
不思議なものだがこの曲、それぞれ同じアレンジなのに感じ方が全く違う。
一番違うのは曲の中の時間設定。
僕の中で「雪のクリスマス」は夜の情景
「wintersong」は夕暮れの情景である。
「雪のクリスマス」の方は歌詞に「この夜をあなたにも見せたい」なので夜を思い浮かべるのだろうか?
「wintersong」の方はPVがどこか夕景を思わせる作りだったから夕空を思い浮かべるのだろうか?
他の人にはどんな風に聴こえるのか聞いてみたい気もする。
でも「wintersong」の夕空に吸い込まれていくようなギターの音色が好きだ。
曲から見える景色も雄大で良い。
そして「雪のクリスマス」はその歌詞が好きだ。
「私が見えているもの全て、大好きなあなたにも見せたい」
見えている景色は町中で限定的ではあるけれど気持ちの広がりは負けていない。
楽しいクリスマスも良いが
「大好きなあなたにもこの景色を見せたい」
と一人温もりを抱きしめる。
こんなクリスマスも良い。