男女7人秋物語
たまたまチャンネルザッピング中にBS-TBSで「男女7人秋物語」を放送していた。秋物語をやっているということは夏物語もやっていたのか?と思ったが過ぎたるは及ばざるごとし。取りあえず秋物語も第2回くらいだったのでほぼ全話見直せると小躍りした。このドラマは僕が高校一年生の秋に放送していた。明石家さんまと大竹しのぶの共演でこの前の年に放送していた「男女7人夏物語」の続編である。夏物語もお洒落度は高かったが秋物語になるとグッと増し後のお洒落ドラマのはしりのような感じのドラマだった。
今見返しても面白い。さんまとしのぶの掛け合いもそうだが今のようにドロドロ、複雑な内容ではない。お洒落優先で分かりやすい。まだバブルに突入したばかりの日本では今ほどみんながお洒落で多様的でもなく平凡な生活の中でドラマのようなお洒落な暮らしがしたいとちょっと背伸びしていた時代。そんな時このドラマはピタリとはまった。東京湾フェリーで通勤したりベランダからディズニーランドが見える部屋に暮らしたり、週末はみんなでカフェバーに集ったり。そんな暮らしが格好いいなぁと憧れていた時代。映像を観ているとまだ開業したばかりの川崎アゼリアやまだ開発前のお台場など当時の風景を見ることが出来るのも昔のドラマの楽しみ。
それはそうと脚本もしっかりしているから今観てもしっかり面白い。
BSやケーブルテレビもこういった面白い番組を見つけることが出来るのでたまに探してみるのも面白い。