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やっとわかってきたよ。

年明けから何故かワサワサして落ち着けなかったが最近ようやく一息つける余裕が出てきた。

お客さんに向ける笑顔でわかる。
自分でもわかる。

余裕がなくなると接客というより捌く感じになってしまうので反省することも多くなる。
でも今日は一人一人にしっかり向き合う接客ができた。
「人は自分の鏡」というがこちらが良い接客ができていればお客さんにもちゃんと伝播して「ありがとう」なんて返してもらえたりする。
やはり一日終わったときに今日は良い日だったと思いたい。

最近はよくお客さんと店員は対等な関係だと言われる。
それをそのまま真に受けてしまうこともあった。
対等の意味を履き違えて取り込んでしまう恐ろしさもあるのに。

真に受けながらも自分の本心は本当は違うところにあって、うちの店を選んで来てくれるお客様には「来て良かった」と思ってもらえる接客が自然にできるようでなければならないと思ってた。
やはり選んでくれた、買ってくれたということは感謝することだし嬉しいことだ。
もし無理難題を言われたら「そんなことはできません!」ということもなく普通に「できかねます」とお断りすれば良いだけなので無理に「私は対等よ!」なんてことを持ち出すこともないと思うのだが。

余裕が戻ってきたので思考回路も自然体に戻ってきたのかもしれない。
なんだか自家中毒みたいなもので肩に力が入り過ぎていた自分に気がついた。

良い接客を!と気負わず自然に「こうしたい」と思う接客をすれば何も問題なく良い流れで進むとわかった。
長年やっていてやっとわかることがあるなんてなんてまだまだ未熟。
でも幸せだと思う。
色々と話をしてくれるお客さんもたくさんいるがそういうお客さんが多いということは良い接客ができているのかもとちょっとだけ自信を持てた。

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