新卒研修コンテンツを内定者が提案!チャレンジし続けた8か月間【24新卒】
はじめまして、コドモン24新卒の山本です!
今回は24新卒が内定者時代に、新卒研修コンテンツをゼロから人事に提案し、実際に実現するまでの8か月に及ぶチャレンジを、失敗も成長も赤裸々に書いていきます!
チャレンジ精神豊富な学生のみなさんにはワクワクしてもらえる内容になっていると思うので、ぜひご覧ください!!
1人の内定者の、『現場を生で見たい』ではじまったチャレンジ。
そもそもコドモンのメイン事業は、業務負担を軽くするICTシステムを保育・教育業界に推進していくもの。「福祉業界でビジネスを成立させる」という意味で、前例も少なく難しさの伴う事業を成長させて、社会貢献をしている会社です!
また、「全国どこでも足を運び、顔を合わせて導入のご提案・支援をします」という従来の営業スタイルを脱却し、商談・顧客コミュニケーションをほぼオンラインにすることで、移動にかかるコスト増大・効率の悪さを解消し、ICTの普及推進をどんどん進めてきました。
「保育をよくしたい、でも現場経験がない」葛藤の末、現場体験を思い立つ
しかし、普及が進んだ一方で施設の先生方と顔を合わせることや、どうコドモンを運用してくださっているかを実際にみる機会が少なく、、、当時は社会経験のない大学4年生で、保育士経験も子育て経験もまだない私たちにとって、システムの活用現場を想像することはとても難しいものでした。
そこで、内定者インターンをしていた深田が思い立ち、同じく内定者としてインターンをしていたわたし(山本)に「入社するまでに保育現場でどう使われるか、見たいんだよね!」とシェアしてくれたことがこの大きなチャレンジの始まりでした。
思い立ってから、どう動き出したのか?
2人で話して、現場を見たい想いが一致。そのまま「じゃあ他の内定者にも(保育現場を見ることに)興味があるか聞いてみよう!」となり、聞いてみると「興味ある」「自分もしたいと思ってた」とのこと。インターン期間に準備を進めることを、事業部の各マネージャーに承認してもらい、現場体験の準備が始まりました。
週に3日程度しか出勤しない内定者らが、それぞれの勤務時間を調整して話し合いを進めたことを考えると、行動スピードがとてつもなかったなと振り返ってみて思います。
厳しくも正しいフィードバックに、一度は挫折しそうに
「ICTコドモンを利用している保育現場に体験に行きたい」という想いが根源だった私たちは、コドモン社内で既存施設の対応を担っているカスタマーサクセス部(以下、CS)の承諾が必要と考えました。そこで、まずは企画内容をまとめたうえで、CS部SMBグループ(※1)の蓮見さんに相談をしにいくことにしました。
※1 SMB:保有施設が9施設以下の施設に対し、活用促進を促すグループ
蓮見さんは日々様々な施設の先生方に寄り添い、CSを追求してこられたうえに、メンバーの育成にも注力しているマネージャーです。
「現場体験の試みや企画自体はすごく良いが、24新卒メンバーの成長を考えるともっと目的を様々な角度で考えるべき!」「施設の先生方は優しいので体験を受け入れてくださると思うが、もちろん負担が伴う。ビジネスパーソンとして、先方のメリットを考え、お伝えし、実行していくべき。」など、24新卒の成長と成功を願うが故の厳しいフィードバックをもらいました。
実現の見通しが持てた瞬間のよろこび
蓮見さんからのフィードバックに行く先を見失いそうになったものの、すぐに「目的を考え直そう!」と集まった24新卒内定者の同期たち。
「確かに、受け入れていただく施設の先生方には負担がかかってしまう。受け入れることによるメリットを何かお渡しできないか。」「まだまだコドモンの一員として未熟な自分たち。それでも、受け入れてよかったと思ってもらいたい。」
施設の先生方を思う気持ちがある一方で、やはり新卒の自分たちが施設の先生方にお渡しできそうなメリットは少なく、どうしても善意の気持ちを持って受け入れていただく必要がありました。
そこで、たくさん頭をひねった結果、メリットを提示するのではなく真摯に「現場を知りたい」という想いを伝える、そして「新卒研修の一環として、コドモンの新卒メンバーが現場体験を行う」という方向性に着地しました。施設の先生方にもこの方向性でお願いするため、人事担当の豊田さんに「人事として現場体験の責任を持っていただけないか」と、提案ベースの企画発表をすることに決めました。
新卒研修として提案する方向性で、動き出した私たち
「この直談判が通らなければ、ここまで検討してきた現場体験を実施できる目途がなくなるかもしれない」という緊張感のもと、猪俣・山本の2人が中心となって企画の設計から提案資料の作成を行いました。
そして迎えた、人事に提案をする運命の日……!
人事担当の豊田さんに現場体験の企画を発表し、「3~4月の新卒研修に保育現場の体験を盛り込めそうか」を検討してもらった結果、「ここまで企画内容が綿密に考えられていれば、新卒研修として実施することができる」と言われ、無事に新卒研修としての実施がほぼ決まりました。
何度も試行錯誤し、やっとの思いで実現の見通しを持つことができた現場体験。この瞬間の喜びは、このnoteを書いている今でも鮮明に覚えています。
何度FBを受けても、めげないチャレンジ精神で!
その後、顧客対応を担っているCSでの実施承認を得るべく、まずは「仮発表」という形で、蓮見さんに企画発表の時間をもらいました。
蓮見さんからは「(現場体験には)行かせてあげたいけど、理由がまだ弱い!!」とのフィードバックをもらい、やはりここでも一筋縄ではいかなかったため、他の同期たちとはただ粘り強く、意見を出し合っていきました。
※ 検討当初は内定者期間に実施をする想定で企画設計をしていたため、体験ではなくインタビューをしにいく案を検討していました。
この話し合いを通して、「保育現場を体験し、コドモンの活用場面を直接見たい!」という想いが強くなっていきました。
最後は人事の協力体制のもと、無事に実施が決定!
その結果、まだまだ実施までの留意点は残っているものの、SMBマネージャーの蓮見さん、CSジェネラルマネージャーの荒井さんに、CSとして現場体験の承認をもらうことができました!!
いまだかつてなかった、チャレンジの結末!
現場体験の承認が出てからは、留意点の解消、施設選定、施設へのアポ取りや諸々の準備を経て、無事に現場体験ができました!!!
念願の現場体験を通して、たくさんの学び・気づきを得ることができました。
念願の現場体験で得た、たくさんの学び・気づき
今回、私たちの現場体験を受け入れてくださった施設の先生方をはじめ、発案から実現までずっと見守り、応援をしてくれた豊田さん、応援したい気持ちを抑えて何度も厳しいフィードバックをしてくれた蓮見さん、チャレンジについて承認をしてくれた荒井さん、そしてお世話になったすべての方々に対して感謝の想いでいっぱいです!!
とても貴重な経験を、ありがとうございました!!!
ここからは、体験後の24新卒メンバーの様子をお見せします!
さいごに
長いようで一瞬だった、実施までの約8か月間。お付き合いいただきありがとうございました!
決して楽しいだけじゃなかった、新たなチャレンジ。でもだからこそ、新卒研修を受講者として受けるだけでは得られない、本当に多くのことを学び、成長し、同期との絆も強くなった特別な経験でした!
現場体験を経て育むことのできたサービス・会社への自信と、保育・教育施設の先生方の日々子どもたちに向き合う姿を糧に、しっかりと手を取り合いながら、共に子どもを取り巻く環境をこれからもより良くしていきます!
そして、記事を読んで少しでもコドモンに興味を持ってくれた学生のみなさん📢
コドモンでは新卒ビジネス職・エンジニア職ともに絶賛募集中です🙌 まずは選考ではない「カジュアル面談」という形でざっくばらんにお話しませんか? ぜひお気軽にご応募ください〜!
まずは気軽にお話してみたいという方はこちらにご応募ください!
今後開催予定の説明会・セミナーのご参加はこちらから📣
それでは、みなさまとお話しできることをとても心待ちにしています!