ScratchJrは小さい子供にやらせるべきか
お疲れ様です。Y研究員です。ちょうど昼過ぎくらいに横から仕事が飛んできて、昼ごはんを食べずに夕方までハマりました。しかも最終的に潰しきれなかったので心残りです。。。
さてここ最近はオルタナティブ教育について調べてきましたが、基本的には小さい子供にはパソコンやスマホは与えない方針であることが分かりました。
小さいうちは人と接することや手仕事を大事にする、と聞くとなんだか良さそうな教育に聞こえます。しかし周りの他の子供たちがスマホに慣れ親しみながら育ち、そのうち時間感覚の早い大人へ成長していくと世の中が少し変わりそうです。つまり時間感覚の早い人が主流派になるという予想です。今でもそのような変化が見られている気もします。例えばSNSなどで情報は早く拡散しますが、人はあまり考えずに拡散させているという批判もあります。
そういう世の中では、小さい時にコンピューターとあまり触れ合わなかった子はどうなるのでしょうか。答えは分かりませんが、なんとなく「のんびり」だったり「少し変わった」人になりそうです。どっちが良いとかは言い切れず、あとは親が子供にどういう風に育って欲しいかで変わってくる選択となりそうです。
もちろん新しいテクノロジーと早いうちから触れ合うべきだという意見もあります。K研究員が積極的に導入しているScratchJrもその一例でしょう。文字が読めなくてもプログラミングをできるようにしたアプリです。5歳から7歳くらいまでを対象に作られたので、日本だと幼稚園くらいから始められるでしょう。
プロジェクトリーダーの講演を一つ見てみましたが、進化の早いテクノロジーとは早くから触れ合うべきだという考えでした。またプログラミングは読み書きと並んで現代では重要な自己表現手段とも説明していました。あとはソフトウェアを消費する側から作り出す側へ変わる手段の提供にもなるとのことです。
今回は結論を出すのはちょっと難しいですが、何にも言わないのはタイトルの伏線を回収しないことになってしまうのであえて無理やり結論を出しましょう。今のところScratchJrは必須でないように思いました。理由は文字が読めるようになってからScratchを始めても遅くないと感じたからです。あえて数年間、ScratchJrで先取りをすると後から有利かもしれませんが、5〜7歳は他の事を現実世界で経験してもらう時間帯のような気がしました。
そうはいっても理想論なので実際にどうなるかは分かりません。子供が退屈した時に「とりあえずYoutube」はかなり助かるツールになりそうです。そうなってくると現実的な線では、タブレットで動画を見たりゲームをするくらいならScratchJrで何か作ってもらう方が良いのかもしれません。
では今日はこの辺りで。